霞関会

一般社団法人霞関会について

一般社団法人霞関会（Kasumigaseki Foreign Service Association、略称: KaFSA）は、日本の外務省に勤務した経験を持つ人々によって組織された非営利団体です。この団体は、日本外交の発展に寄与すること、そして会員相互の親睦を深めることを主な目的として活動しています。また、「外交を身近に」というモットーを掲げ、一般の方々にも外交への理解を深めてもらうための活動も行っています。

歴史

霞関会の歴史は、1927年に設立された「かすみ会」に遡ります。当時、大日本帝国外務省に勤務する人々の親睦団体として発足しました。その後、1938年6月1日には、「社団法人霞関会定款案」が発表され、かすみ会を発展的に解消し、新たな組織として霞関会を設立する計画が進められました。翌1939年5月25日には「霞関会創立総会」が開催され、霞関会の設立が正式に合意されました。この時、霞関会が法人化された時点で、かすみ会は自然に解散することも決定されました。

1940年4月1日、当時の外務大臣であった有田八郎氏の設立許可を得て、社団法人霞関会が正式に成立しました。その後、2013年3月19日には、内閣総理大臣の安倍晋三氏によって一般社団法人としての認可を受け、同年4月1日より一般社団法人霞関会として新たなスタートを切りました。

また、2021年には英語版ウェブサイトを新設し、国際的な情報発信も強化しています。

所在地

霞関会の所在地は、東京都千代田区霞が関2-2-1 外務省西別館にあります。

理事長

歴代の理事長は以下の通りです。

橋本宏（2009年 - 2011年）
朝海和夫（2011年 - 2013年）
大島正太郎（2013年 - 2015年）
重家俊範（2015年 - 2017年）
島内憲（2017年 - 2019年）
塩尻孝二郎（2019年 - 2021年）
篠田研次（2021年 - 現在）

霞関会の活動

霞関会は、会員間の交流を促進するための様々なイベントや活動を企画・運営しています。また、日本外交の発展に寄与するため、研究会や講演会、シンポジウムなども開催しています。さらに、外交に関する情報発信や、一般の方々への啓発活動も行っています。

まとめ

一般社団法人霞関会は、外務省出身者によって構成される団体であり、その歴史は長く、日本の外交に深く関わってきました。会員間の親睦を深めつつ、日本外交の発展に貢献することを使命として活動を続けています。

参考情報

霞関会公式サイト
* Kasumigaseki Foreign Service Association (英語)

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