青山修子

青山 修子選手のプロフィール

青山 修子（あおやま しゅうこ、1987年12月19日生まれ）は、東京都町田市出身の女子プロテニス選手です。彼女はWTAツアーにおいて特にダブルスでの成功を収めており、これまでに17回の優勝を果たしています。青山選手は右利きで、フォアハンドとバックハンドのストロークは両手打ちです。自己最高ランキングはシングルス182位、ダブルスでは4位を記録しています。彼女は現在、近藤乳業に所属しています。

テニスキャリアのはじまり

テニスを始めたのは9歳の時で、町田市立南第四小学校から日本大学第三中学校・高等学校を経て、早稲田大学スポーツ科学部に進学しました。在学中に指導を受けた土橋登志久は、青山選手のユニークなプレースタイルを評価し、将来の可能性を見込んでいました。大学卒業後にプロに転向し、キャリアがスタートしました。

初期の成功

2010年9月のHPオープンでは、同じく日本人選手の藤原里華選手と組んでダブルスの準優勝を果たしました。また、2011年のウィンブルドン選手権では、藤原選手とのペアで予選からの挑戦を経て初めての4大大会出場を果たしましたが、1回戦で敗退しました。しかし、深圳ユニバーシアードではダブルスで金メダルを獲得するなど、国際舞台でも成果を上げました。

WTAツアーでの飛躍

青山選手のキャリアにおいて、2012年8月のシティ・オープンでは、張凱貞選手と組んでWTA初優勝を達成。この勝利は彼女のダブルスキャリアにおける重要なマイルストーンとなりました。その後も、4大大会のダブルスでベスト4入りを果たし、一気に注目を集める存在となりました。

ウィンブルドンと東京オリンピック

2017年には全米オープンを制したスローン・スティーブンス選手とのペアを破り、優勝を飾ったこともあります。2020年の東京オリンピックでは、柴原瑛菜選手とペアを組みましたが、準々決勝でスイスのペアに敗れました。それでも、シーズンを通して数回の優勝を挙げ、WTAファイナルズに出場したことは日本テニス界にとって大きな功績と言えます。

2021年の成功と新たな挑戦

2021年は青山選手にとって特別な年であり、アブダビ女子オープンやヤラ・バレー・クラシックで優勝を果たし、勢いを増しました。また、ウィンブルドンでは初のベスト4進出を果たし、さらにマイアミ・オープンではWTA1000初優勝を成し遂げるなど、彼女の成績は輝かしいものでした。

新たなパートナーシップ

2023年には再度柴原選手とのペアが復活し、全豪オープンでベスト4に進出。準決勝ではストレート勝ちで勝ち進みましたが、決勝では前年の優勝者であるクレイチコバ/シニアコバ組に敗れたものの、準優勝となりました。このように、彼女は常に新しい挑戦を続け、さらなる高みを目指しています。

結び

青山修子選手のキャリアは、瞬く間に積み上げられたダブルスのタイトルだけでなく、多くの人々に希望と勇気を与えるものです。彼女の戦いは今後も続き、多くのファンがその成長を見守っています。青山選手は日本のテニス界において、ますます欠かせない存在として輝き続けることでしょう。

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