青柳誠

青柳 誠（あおやぎ まこと）

青柳誠は、1961年3月17日に京都府京都市に生まれた、日本のジャズピアニスト、サクソフォン奏者、音楽プロデューサーです。音楽界における彼の活躍は、多岐にわたり、多くのアーティストと共演しながらその才能を発揮してきました。

学生時代と音楽キャリアの始まり

1979年に立命館高等学校を卒業後、立命館大学へ進学しますが、そこから音楽の道に進むために中退。1981年には「ナニワエキスプレス」というバンドに加入し、キーボードおよびテナー・サクソフォンを担当しました。このバンドでの経験は、青柳にとって音楽家としての基盤を築く重要なステップとなりました。1982年には、CBS・ソニーからリリースされたアルバム『NO FUSE』でメジャーデビューを果たし、音楽シーンに登場します。

音楽活動とコラボレーション

その後、青柳は7枚のアルバムをリリースし、さまざまなライブやコンサート、音楽フェスティバルに出演しました。近年の活動では、有名歌手の岩崎宏美のアルバム制作に参加し、そのツアーでも彼の演奏が披露されています。

また、THE YELLOW MONKEYや谷村新司、谷村有美、平松愛理、南佳孝、吉田拓郎、LUNA SEA、ディック・リーといった数々のアーティストとの共演も実現。その幅広い音楽的なつながりは、彼の際立った音楽性と人脈を物語っています。特に、テレビ番組でのアレンジ業務にも関与するなど、多様な音楽スタイルに対応する柔軟性も持っています。

プロデューサーとしての活動

青柳は単なる演奏家にとどまらず、音楽プロデューサーとしても活躍しています。具体的には、谷村新司やLUNA SEAのメンバー真矢とのコラボレーションを通じて、作品の制作にも深く関与しています。制作側としての彼の視点は、アーティストの創造力を引き出す重要な役割を果たしており、音楽業界における重要なブレーンとして位置付けられています。

まとめ

青柳誠は、その多才な音楽的能力と豊富なコラボレーション経験から、日本の音楽シーンにおける欠かせない存在となっています。演奏家、作曲家、プロデューサーとして幅広く活動する姿勢が、今後も注目されることでしょう。音楽に対する情熱は衰えることなく、常に新しい挑戦を続ける彼の今後の活動に大いに期待が寄せられています。

もう一度検索