青森ケーブルテレビ

青森ケーブルテレビ株式会社 (Aomori Cable Television)

青森ケーブルテレビは、青森県青森市に本社を構える地域密着型のケーブルテレビ局です。1986年の設立以来、青森市を中心に多岐にわたる情報発信とサービス提供を行っています。

沿革

1986年4月1日：会社設立
1990年4月：郵政省より有線テレビジョン放送設置許可を取得
1991年4月25日：開局
1991年5月1日：事業開始
1997年11月：加入世帯数が1万人を突破
2000年2月：第1種電気通信事業許可を取得し、同年7月にはインターネット事業を開始
2011年9月20日：本社・放送センターを新町二丁目から松原一丁目へ移転
2013年10月15日：本社を新町二丁目（新町キューブ内）へ再移転

主なサービス

青森ケーブルテレビは、テレビ放送の再送信、FMラジオ局の再送信、インターネット接続サービス、IP電話サービスなどを提供しています。

テレビサービス

かつては、アナログコース、デジタルコース、デジタル録画コースの3つのテレビサービスを提供していました。各コースに応じて、パイオニア製チューナー、マスプロ製セットトップボックス、パナソニック製ハードディスク内蔵セットトップボックスがそれぞれレンタルされていました。

インターネットサービス

インターネット接続サービスでは、A、B、C、光ハイブリッド100の4つのコースがあり、最大速度（下り）はそれぞれ3Mbps、5Mbps、15Mbps、100Mbpsでした。

サービスエリア

青森県青森市（旧青森市の一部、浪岡を除く地域）が主なサービスエリアです。

主な放送チャンネル

地上波系列の再送信や、BSデジタル放送の再送信を2000年12月20日から開始。在青民放テレビ局の地上デジタル放送再送信は2006年7月から開始されました。

デジアナ変換

2011年7月24日12:00から2015年3月31日12:00まで、アナログテレビ受信機向けにデジアナ変換放送（NHK青森（総合・Eテレ）・RAB・ATV・ABA）を実施していました。

区域外再放送

2009年9月30日まで、テレビ東京系列のTVhとフジテレビ系列のUHBをアナログからデジタルに変換して再送信していました。UHBは地上デジタル放送再送信の同意が得られたため、2011年7月24日12:00よりパススルー方式で再送信を開始しました。TVhは当初、再送信の同意が得られませんでしたが、その後の交渉により2016年3月1日0:00よりデジタルでの再放送を開始しました。

ラジオ局

区域外再放送局の受信地点として、アナログ放送時代は札幌市内で札幌親局波を受信し、青森市に光伝送していました。デジタル放送については、大間町で函館送信所波を受信し、青森市に伝送しています。

トラブル

2009年10月11日には、電気設備のトラブルにより約3万世帯への番組送信が一時的に停止する事故が発生しました。

関連項目

ケーブルテレビ局の一覧
アットネットホーム
セットトップボックス
ホームターミナル
ケーブルテレビ
日本ケーブルキャスセンター
社団法人CATV技術協会
日本ケーブルラボ
社団法人日本ケーブルテレビ連盟
あっぷるワイド（NHK青森放送局の番組。「ケーブルテレビだより」で中継に参加）

外部リンク

* 青森ケーブルテレビ公式サイト

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