青森市スポーツ会館

青森市スポーツ会館（オカでんアリーナ）

青森市スポーツ会館は、青森県青森市に位置する複合スポーツ施設です。2002年12月14日に開館し、長らく市民のスポーツ振興に貢献してきました。2024年7月からは、命名権導入により「オカでんアリーナ」という愛称で親しまれることになります。

概要

指定管理者であるスポーツネット青森によって運営されており、過去にはカーリング日本代表チーム「チーム青森」が活動拠点としていました。近隣には青森市民プールや青森市営野球場（合浦公園内）などのスポーツ施設が集まっており、スポーツ愛好家にとって利用しやすい環境です。2007年10月には、日本オリンピック委員会のカーリング競技強化センターに認定され、競技力向上にも貢献しています。

2014年4月から2024年3月31日までは「みちぎんドリームスタジアム」という名称でしたが、命名権契約満了に伴い、新たなスポンサーとしてオカモトが加わり、「オカでんアリーナ」として新たなスタートを切ります。

施設

館内には様々なスポーツに対応できる施設が充実しています。

1階
屋内グラウンド
レパード玉熊・展示物：青森出身の元WBA世界フライ級チャンピオン、レパード玉熊に関する展示
レスリング場：1面
多目的運動場：観覧席（1階：112席・車椅子4席、2階：160席・車椅子3席）
2階
柔道場：2面、観覧席（86席・車椅子2席）
剣道場：2面、観覧席（82席・車椅子2席）
3階
弓道場：観覧席（64席・車椅子2席）
屋外
多目的広場：主にサッカーで使用される芝グラウンド
カーリング場：4シートを備え、通年利用可能

特にカーリング場は、日本国内でも数少ない専用屋内施設として知られています。総務省・文部科学省の「スポーツ拠点づくり推進事業」に選定されており、全国高等学校カーリング選手権大会が毎年開催されています。

レパード玉熊・展示物

1階には、青森が生んだ世界的ボクサー、レパード玉熊の功績を称える展示コーナーが設けられています。世界チャンピオンのトロフィーやガウン、ボクサーパンツ、荒川区民栄誉賞、青森市民栄誉賞などが展示されており、彼の輝かしい足跡を偲ぶことができます。

多目的広場

屋外の多目的広場は、主にサッカーの試合や練習に使用されています。青森市社会人サッカーリーグの試合をはじめ、JFA公認指導者ライセンス講習会、キッズフェスティバル、少年サッカー大会、中学校レベルのサッカー大会など、様々なイベントが開催されています。過去には、ラインメール青森FCが東北社会人サッカーリーグに所属していた際にホーム戦会場として使用していました。また、ラグビーの試合にも利用されることがあります。

主な大会

青森市スポーツ会館では、過去に数々の重要なスポーツ大会が開催されてきました。

2003年2月：2003年アジア冬季競技大会（カーリング競技）
2003年11月：第13回パシフィックカーリング選手権大会
2006年3月：第23回日本カーリング選手権大会 (女子)
2007年3月：2007年世界女子カーリング選手権大会の練習会場
2009年2月：第26回日本カーリング選手権大会
2012年2月：第29回日本カーリング選手権大会
2016年2月：第33回日本カーリング選手権大会

アクセス

国道4号 浪打交差点付近
青森市営バス
合浦町バス停：青森駅からC 造道・八重田線、E 東バイパス線、G 明の星通り線の各線
スポーツ会館前バス停：青森駅から青柳線 県立中央病院前行
弘南バス：合浦町バス停…青森営業所行き

外部リンク

青森市スポーツ会館 - 公式サイト

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