青森市立堤小学校

青森市立堤小学校

青森市立堤小学校は、青森県青森市に位置する公立小学校です。2024年5月1日現在、全校児童数は335名で、地域に密着した教育活動を行っています。学校の正面には青森市中央市民センターがあり、近隣には棟方志功記念館（2024年3月閉館）、そして隣接して青森県立北斗高等学校があります。かつては棟方志功記念館との間に青森市民図書館がありましたが、現在はアウガに移転しています。

沿革

堤小学校の歴史は、1937年（昭和12年）に青森市立野脇尋常小学校として開校したことに始まります。当初は橋本尋常小学校、莨町尋常小学校、浪打尋常高等小学校の児童の一部を移籍してスタートしました。その後、国民学校令により野脇国民学校と改称されましたが、青森医学専門学校への校舎移管のため一時的に廃校となりました。戦後、官立青森医学専門学校が弘前市に移転したことを受け、跡地に青森市立野脇中学校が開校し、その後、野脇小学校として再興しました。1955年（昭和30年）に現在の青森市立堤小学校に改称されました。

主な沿革は以下の通りです。

1937年（昭和12年）
2月20日 - 浦町字野脇208番地に校舎落成。
4月1日 - 青森市立野脇尋常小学校として発足。
1941年（昭和16年）4月1日 - 野脇国民学校と改称。
1944年（昭和19年）3月31日 - 青森医学専門学校に校舎が移管のため、廃校。
1949年（昭和24年）4月1日 - 青森市立野脇小学校として再興。
1955年（昭和30年）5月1日 - 青森市立堤小学校と改称。
1986年（昭和61年）5月29日 - 新校舎竣工移転。
1988年（昭和63年）2月29日 - 新体育館竣工。
1988年（昭和63年）7月2日 - 新校舎落成と創立50周年記念の両式典挙行。

教育目標

堤小学校では、以下の3つを教育目標として掲げています。

知恵
やさしさ
たくましさ

これらの目標を達成するため、児童一人ひとりの個性と能力を伸ばす教育を実践しています。

特色

堤小学校では、英語教育を一部導入しており、グローバルな視点を養うための教育にも力を入れています。また、県内初の小学校カーリング部があることでも知られています。

部活動

堤小学校には、以下の部活動があります。

野球部
ミニバスケットボール部
卓球部
カーリング部
合唱部

児童はこれらの部活動を通して、体力向上や協調性を育んでいます。

通学区域

堤小学校の通学区域は以下の通りです。

勝田2丁目（全域）
松原1丁目（全域）
松原2丁目（全域）
松原3丁目（全域）
桜川1丁目（全域）
花園1丁目（一部）
栄町1丁目（一部）
堤町2丁目（一部）
松森1丁目（一部）
奥野2丁目（一部）
奥野3丁目（一部）

詳細な地番については、青森市教育委員会学務課に問い合わせる必要があります。

進学先中学校

公立中学校への進学は、以下の通りです。

青森市立浦町中学校 - 勝田2丁目、松原、奥野、堤町1丁目からの進学が多い
青森市立浪打中学校 - 花園1丁目、栄町1丁目、松森1丁目、桜川1丁目からの進学が多い

周辺施設

堤小学校の周辺には、以下の施設があります。

青森県立北斗高等学校 - 敷地が隣接
棟方志功記念館 - かつて隣接していたが閉館
中央市民センター - 市道を挟んで隣接
勤労者プール
青森県道27号青森浪岡線

これらの施設は、地域の文化や教育活動に貢献しています。

出身著名人

ナンシー関

参考文献

青森市立堤小学校
* 『新青森市史 別編教育（別巻） 年表・学校沿革』（青森市・2000年3月発行）

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