青海駅 (東京都)

青海駅

東京都江東区青海一丁目に位置する、東京臨海新交通臨海線（ゆりかもめ）の駅です。駅番号はU10。1995年11月1日に開業しました。島式ホーム1面2線の高架駅で、2023年度の1日平均乗車人員は約735人です。

駅周辺と歴史

開業当初は、駅北側に大型複合施設パレットタウンが存在し、多くの利用客を呼び込みました。しかし、パレットタウンは2022年8月に全施設が閉鎖されたため、駅の利用客数は大幅に減少。現在ではゆりかもめ沿線で最も利用客が少ない駅となっています。

パレットタウン閉鎖後も、駅周辺には複数の施設があります。南側にはコンテナ埠頭があり、大型貨物船が頻繁に出入りしています。北側にはりんかい線東京テレポート駅があり、徒歩約5分でアクセス可能です。テレポートブリッジを渡れば、ゆりかもめの台場海浜公園駅方面へも行くことができます。

現在、駅周辺にはイマーシブ・フォート東京やBMW GROUP Tokyo Bay、シンボルプロムナード公園などがあります。また、CITY CIRCUIT TOKYO BAYというイベント会場も近隣にあります。

アクセス

バス

青海駅前停留所が最寄りのバス停です。この停留所は、パレットタウン閉鎖に伴い停留所名を変更しました。東京都交通局の路線バスが運行されており、日本科学未来館や錦糸町駅前、森下駅前などを結んでいます。土休日限定の運行です。

さらに、東京テレポート駅周辺のバス停も利用可能です。これらのバス路線は東京テレポート駅の項目で詳しく確認できます。

水上バス

かつては、パレットタウン乗船場から東京都観光汽船の水上バスが発着していましたが、現在は廃止されています。

駅名に関する話題

青海駅は、JR青梅線の青梅駅と非常に似た駅名であるため、混同されるケースがしばしば発生しています。特に、パレットタウンやZepp Tokyoでのイベント開催時には、アーティストや関係者が青梅駅に間違って向かうという事例が複数報じられています。このため、インターネット上では駅名変更を求める声が上がっていますが、ゆりかもめ側は、駅名が周辺地名に由来していることを理由に、変更しない方針を維持しています。なお、新潟県糸魚川市には、同じ読みの「青海駅」が存在します。

その他

青海駅は、東京ビッグサイトへのアクセスにも便利な駅です。国際展示場へのアクセスを検討する際には、青海駅も選択肢の一つとして考慮できます。

隣の駅

参考文献

東京都統計年鑑
ゆりかもめの1日平均利用客数

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