青葉台東急スクエア
青葉台
東急スクエア(あおばだいとうきゅうスクエア)は、
神奈川県横浜市青葉区に位置する、
東急田園都市線
青葉台駅に直結した大規模な
複合商業施設です。この施設は、
東急グループの一員である
東急モールズデベロップメントが運営しており、「きょうも あしたも あさっても」をコンセプトに掲げ、地域住民の生活に寄り添う拠点としての役割を担っています。
概要
現在の青葉台
東急スクエアの場所には、かつて青葉台
東急百貨店、青葉台リクレ、そしてアネックスという3つの独立した商業施設が存在していました。これらの施設を統合再編する形で、
2000年11月1日に新たな
複合商業施設として開業しました。所在地は
横浜市青葉区青葉台二丁目1番地1です。
施設は、
青葉台駅を挟んで南北に配置された合計7棟の建物から構成されています。これらの棟は、South-1 本館、South-1 別館、South-2、North-1、North-2、North-3、North-4と呼ばれており、それぞれの棟は連絡デッキによって繋がっているため、駅や棟を跨いだ移動がスムーズに行えます。
過去の施設名称から現在の棟名称への変更は以下の通りです。
青葉台
東急百貨店 本館 → South-1 本館(S-1本館)
青葉台
東急百貨店 別館 → South-1 別館(S-1別館)
青葉台リクレ 南館 → South-2(S-2)
青葉台リクレ 北館 → North-1(N-1)
アネックス A棟 → North-2(N-2)
アネックス B棟 → North-3(N-3)
アネックス C棟 → North-4(N-4)
沿革
青葉台
東急スクエアの歴史は、前身となる青葉台リクレが
1992年4月、青葉台
東急百貨店が
1993年4月にそれぞれ開業したことに始まります。
2000年に入り、同年
4月には
東急モールズデベロップメントが施設の企画・運営業務を受託。同年
7月31日に青葉台リクレが営業を終了し、統合への準備が進められました。そして、
2000年11月1日に現在の青葉台
東急スクエアとして第一期開業を迎えました。その後、
2001年3月23日には第二期、
2002年3月1日にはSouth-1 別館が開業し、施設全体の姿が完成しました。
開業後も、施設の魅力向上を目指したリニューアルが継続的に実施されています。特に、2010年から2013年にかけては複数回にわたる大規模なリニューアルが行われ、館内のレイアウトやテナント構成が刷新されました。
2018年11月9日には、South-1 本館の地下1階食品フロアが「FOOD PATIO レ・シ・ピ青葉台」から「青葉台
東急フードショー」へと全面改装され、リニューアルオープンしています。2020年3月にもSouth-2を中心にリニューアルが実施され、同年
11月1日には開業20周年を迎えました。
主なフロアとテナント
7棟にわたる広大なフロアには、ファッション、雑貨、飲食、サービス、文化・教育関連など、非常に多岐にわたる店舗や施設が集積しています。
South-1 本館: 地下1階には高品質な食品を取り扱う「青葉台
東急フードショー」があります。地上階には、ファッション、生活雑貨の店舗(例:無印良品、ハンズビー)、カフェ(例:
スターバックスコーヒー、カルディコーヒーファーム)などが並びます。4階には大型家電量販店の
エディオン、5階には地域文化の発信拠点である
フィリアホールがあります。
South-1 別館: 書店(
ブックファースト)、カルチャースクール(青葉台カルチャープラザ)、メガネ店(ゾフ)、サービス店舗、100円ショップ(ダイソー)など、日々の暮らしに役立つ店舗や学びの場があります。
South-2: ファッション、雑貨、靴(
ABCマート)、書店、サービス店舗などが集まる棟です。上層階(5F~7F)には、多様なジャンルの飲食店(例:紅虎餃子房、美山)、クリニック(ほりぐち歯科医院)、金融機関(SMBC信託銀行)、幼児教室などが入居し、飲食とサービスの機能が充実しています。
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North棟群(North-1~North-4): このエリアには、ドラッグストア(
トモズ)、メガネ・コンタクト(イワキメガネ、アイシティ)、美容室(TAYA)、クリーニング(白洋舎)、靴修理・合鍵(ミスターミニット)といったサービス系店舗が多く集まります。また、アパレル、アウトドア用品店(APORITO)、ペットショップ(ペテモプチ)、リサイクルショップ(セカンドストリート)、学習塾(
栄光ゼミナール)、不動産(
東急リバブル)など、暮らしをサポートする幅広い店舗・施設が揃っています。
青葉台
東急スクエアは、これらの多様なテナントと施設を通じて、青葉台エリアにおける生活の中心地として、多くの人々に利用されています。駅直結という利便性も相まって、地域の賑わいを創出する重要な役割を果たしています。