青野春秋

青野春秋（あおの しゅんじゅう）

青野春秋は茨城県常陸太田市出身の日本の漫画家です。彼は2001年に「ヤングマガジン」に投稿した『スラップスティック』で第45回ちばてつや賞のヤング部門優秀新人賞を受賞しましたが、この作品は雑誌掲載には至らず、初めての単行本化は2005年に『月刊IKKI』に掲載された『走馬灯』からでした。この作品は第17回イキマンを受賞し、青野のデビュー作となりました。

彼のキャリアの中で最も特徴的な作品の一つが、2007年から2012年まで連載された『俺はまだ本気出してないだけ』です。この作品は青野春秋のユニークな視点や表現を示しており、連載終了後には堤真一が主演する実写映画として2013年に公開されました。

さらに、2017年には『ビッグコミックスピリッツ』にて連載された『100万円の女たち』がテレビドラマ化され、青野の人気はますます高まりました。この作品は独特なキャラクター設定とストーリー展開で視聴者を魅了しました。

主な作品

青野春秋の主な作品には以下のものがあります：

• - 俺はまだ本気出してないだけ（『月刊IKKI』、小学館、全5巻）
• - 五反田物語（『月刊!スピリッツ』、全1巻、ISBN 978-4091853103）
• - スラップスティック（『月刊IKKI』2014年1月号 - 2014年11月号, 『ヒバナ』2015年4月号 - 2017年9月号, 『マンガワン』、小学館、既刊3巻）
• - 夢子ちゃん（『幻冬舎plus』、ISBN 978-4344026193）
• - ガールズトーク（『小説 野性時代』2014年1月号 - 、角川書店）
• - IKKIと私（『月刊IKKI』2014年7月号 - 2014年11月号、小学館）
• - 100万円の女たち（『ビッグコミックスピリッツ』2015年51号 - 2016年41号、小学館、全4巻）
• - 花束をください（『月刊バーズ』2017年5月号 - 、幻冬舎、既刊1巻）
• - みんなのうた（『コミックDAYS』2021年12月19日 - 、講談社、既刊1巻）

その他の活動

また、青野春秋は音楽とのコラボレーションも行っており、SCANDALのシングル「会わないつもりの、元気でね」の特典として描き下ろしメンバーイラストコラボステッカーを手掛けました。このように多彩な才能を持つ青野は、今後の作品も多くのファンに期待されています。彼の独特な視点やストーリーテリングは、漫画界において確固たる地位を築いており、現代の日本の漫画文化に貢献しています。彼の公式X（旧Twitter）アカウントもあり、ファンとの交流を大切にしています。

青野春秋の作品は、キャラクターたちの人間模様を深く掘り下げ、読者を引き込む力があります。彼の今後の活躍を期待する声は、多くのファンから寄せられています。

もう一度検索