静岡・浜松大都市圏

静岡・浜松大都市圏について

静岡・浜松大都市圏は、静岡市と浜松市という二つの政令指定都市を核とする広域都市圏です。この都市圏は、国勢調査における統計上の地域区分として定義されており、その規模は三大都市圏、北九州・福岡大都市圏に次いで、国内で5番目に位置しています。

歴史的背景と地理的特徴

静岡市と浜松市は、直線距離で約70km離れており、歴史的にも旧駿河国と旧遠江国という異なる国に属していたため、それぞれが独立した都市圏を形成してきました。このため、都市雇用圏（10%通勤圏）の観点からも、両市は別々の都市圏として扱われることが一般的です。

しかし、国勢調査における「大都市圏」の定義では、中心市が互いに近接している場合、それぞれの都市圏を個別に設定するのではなく、両市を統合して一つの大都市圏として扱います。この定義に基づき、静岡市と浜松市は統合され、「静岡・浜松大都市圏」として一つの都市圏を構成しています。同様の例として、北九州・福岡大都市圏、近畿大都市圏、関東大都市圏などが挙げられます。

都市圏の範囲

2015年（平成27年）の国勢調査では、静岡市と浜松市が中心市として、以下の11市4町が周辺市町村として定義されています。

中心市: 静岡市、浜松市
周辺市町村: 以下の市町を含む
静岡県内の市町村
愛知県東栄町
山梨県南部町

詳細な範囲については、PDF資料「静岡･浜松大都市圏 (PDF, 1030KB)」をご参照ください。

関連情報

静岡・浜松大都市圏に関連する情報として、以下の項目もご参照ください。

静岡都市圏
浜松都市圏
富士都市圏
八大都市圏
静岡県
* 東海工業地域

この都市圏は、静岡県を代表する二つの都市を中心に、経済、文化、交通など様々な面で密接な繋がりを持ち、地域全体の発展に重要な役割を果たしています。

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