静岡県道・山梨県道71号富士宮鳴沢線

静岡県道・山梨県道71号富士宮鳴沢線

静岡県道・山梨県道71号富士宮鳴沢線は、静岡県富士宮市から山梨県南都留郡鳴沢村に至る、全長約17kmの主要地方道です。この道路は、富士山の西麓に広がる高原地帯から、原生林の中を通り抜け、鳴沢村へと至るルートを形成しています。

概要

この道路の特徴は、富士山の壮大な景色を間近に感じながら、自然豊かな環境をドライブできる点です。周辺には広大な樹海が広がっており、かつてはオウム真理教の富士山総本部をはじめとするサティアン施設群が存在していました。現在では、これらの施設は撤去されていますが、その歴史を物語る場所として知られています。

この道路は、本栖湖を経由するルートであり、西側を通る国道139号と比較して、富士宮市と河口湖方面間の距離が約10km短縮されます。そのため、両地域間の移動時間を短縮する役割も担っています。

山梨県側では、以前は整理番号が33号でしたが、1994年（平成6年）に71号へと変更されました。

路線データ

起点: 静岡県富士宮市上井出（上井出交差点、静岡県道72号富士白糸滝公園線起点、静岡県道414号富士富士宮線交点）
終点: 山梨県南都留郡鳴沢村（ひばりヶ丘交差点、国道139号交点）
延長: 約17km

歴史

1982年（昭和57年）10月30日 - 静岡県により認定
1983年（昭和58年）3月10日 - 山梨県により認定

路線状況

重複区間: 静岡県道75号清水富士宮線（静岡県富士宮市上井出・上井出交差点 - 静岡県富士宮市人穴）

地理

通過する自治体

静岡県
富士宮市
山梨県
南都留郡富士[[河口湖町]]
南都留郡鳴沢村

交差する道路

静岡県道72号富士白糸滝公園線・静岡県道75号清水富士宮線・静岡県道414号富士富士宮線（静岡県富士宮市上井出・上井出交差点、起点）
静岡県道75号清水富士宮線（静岡県富士宮市人穴）
国道139号（山梨県南都留郡鳴沢村・ひばりヶ丘交差点、終点）

沿線施設

富士宮市立人穴小学校
富士ヶ嶺簡易郵便局
富士[[河口湖町]]立富士豊茂小学校
本栖風穴
富士風穴

脚注

[1] 昭文社 (1993), スーパーマップル関東道路地図 (1993年4月第1版 ed.), 昭文社, ISBN 4-398-62518-6

関連項目

静岡県の県道一覧
* 山梨県の県道一覧

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