静岡都市圏

静岡都市圏とは

静岡都市圏は、静岡県の中部に位置し、県庁所在地である静岡市を中心とする都市圏です。この都市圏は、経済活動や人々の生活において、密接な関係を持つ地域で構成されています。

都市雇用圏

都市雇用圏は、静岡市への通勤・通学者の割合が一定以上である地域を指します。2015年の国勢調査によると、静岡市を中心とする都市雇用圏の人口は約99万人でした。この都市雇用圏は、静岡市、島田市、焼津市など、3つの市で構成されています。

1980年には、静岡市と清水市の2つが中心都市でしたが、1990年以降は静岡市のみが中心都市となっています。これは、2003年に静岡市と清水市が合併し、新たな静岡市となったためです。

都市雇用圏の変遷としては、以下のような出来事がありました。

2003年4月1日：旧静岡市と清水市が合併し、新静岡市が誕生。
2005年5月5日：旧島田市と金谷町が合併し、新島田市が誕生。
2006年3月31日：新静岡市が蒲原町を編入。
2008年4月1日：新島田市が川根町を編入。
2008年11月1日：新静岡市が由比町を、焼津市が大井川町をそれぞれ編入。
2009年1月1日：藤枝市が岡部町を編入。

1.5% 都市圏（静岡大都市圏）

2005年の国勢調査に基づき、静岡市を中心とする1.5%都市圏（静岡大都市圏）が設定されました。この都市圏は、静岡市への通勤・通学人口が常住人口の1.5%以上である自治体で構成されており、当時、5市9町、人口は142万7107人でした。

2010年の国勢調査以降は、浜松市が政令指定都市に移行したことに伴い、静岡大都市圏は、静岡市と浜松市を中心とする静岡・浜松大都市圏へと名称が変更されました。

連携中枢都市圏

総務省の制度に基づき、静岡市、島田市、焼津市、藤枝市、牧之原市、吉田町、川根本町の5市2町でしずおか中部連携中枢都市圏を形成しています。この連携中枢都市圏は、各市町村が互いに連携し、地域全体の活性化を目指すものです。

静岡都市圏の重要性

静岡都市圏は、静岡県の中部地域における経済、文化、交通の中心であり、県内でも重要な地域です。特に、静岡市は県庁所在地として、行政や経済の中心的な役割を担っています。また、都市圏内には、様々な産業が発達しており、地域経済を支えています。

関連情報

駿河国
静岡市
静岡県
静岡県の地域
浜松都市圏
沼津都市圏


静岡都市圏は、時代とともに変化を遂げながら、現在も静岡県の中核地域として発展を続けています。

もう一度検索