順豊航空

順豊航空（SF Airlines）について

順豊航空（SF Airlines）は、中国の主要な民営宅配便会社である順豊エクスプレスの子会社として設立された貨物航空会社です。中国国内および国際的な航空貨物輸送サービスを提供しており、その拠点空港は深圳宝安国際空港にあります。

2009年に設立された同社は、広東省深圳市に本社を置き、深圳市泰海投資有限会社と順豊エクスプレスの共同出資によって運営されています。

日本との関わり

順豊航空は日本との間でも積極的に貨物便を運航しています。以下にその詳細をまとめました。

2021年9月: 日本航空との提携を通じて、西安咸陽国際空港と成田国際空港を結ぶ貨物便の運航を開始しました。
2022年7月28日: 日本の国土交通省から外国人国際航空運送事業の経営許可を取得し、深圳宝安国際空港と関西国際空港間で週4往復の貨物便、西安と成田間で週1往復の貨物便をそれぞれ運航しています。
2023年2月21日: 上野動物園で飼育されていたジャイアントパンダ「シャンシャン（香香）」を中国に返還する際、阪急阪神エクスプレスが手配したチャーター便（CSS7564便、B767-304(ER)(BCF) B-20AV）を運航し、成田空港から成都双流国際空港まで輸送を担当しました。
2024年9月29日: 同じく上野動物園で飼育されていたジャイアントパンダ「リーリー」と「シンシン」を中国に返還する際にも、阪急阪神エクスプレスが手配したチャーター便（CSS234/O3234便 B757-28A(PCF) B-7689）を担当し、成田空港から成都双流国際空港へ輸送しました。

保有機材

順豊航空は、2023年8月現在、以下の機材を保有しています。

(機材リストは現状、提供されていません。)

関連項目

順豊エクスプレス

外部リンク

順豊航空公式サイト（中国語）
順豊航空公式サイト（英語）

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