須崎道路

須崎道路について

須崎道路（すさきどうろ）は、高知県須崎市にある国道56号のバイパスであり、自動車専用道路と一般道路の2つの形態から構成されています。この道路は、地域の交通を円滑にするための重要な役割を果たしています。

概要

この道路の特徴として、起点は須崎市吾井郷、終点は須崎市下分に設定されており、全長は4.6kmの自動車専用道路と5.1kmの一般道路に分かれています。自動車専用道路は第1種第3級に分類されており、一般道路は第3種第2級という規格です。また、自動車専用道路は4車線に設計されており、幅員は20.5メートルです。一般道路は幅が13.0メートルで、車線幅は3.5メートルとなっています。

設計速度は自動車専用道路が80km/h、一般道路が60km/hとして定められており、安全で快適な走行が可能です。

道路の位置関係

須崎道路は、四国横断自動車道の一部として利用されており、徳島南部自動車道、高松自動車道、高知自動車道などの主要な道路と接続しています。須崎道路を通じて、高知自動車道、さらには各地方へ簡単に移動できる利便性が提供されています。

インターチェンジ情報

須崎道路は全線が高知県須崎市内に位置し、インターチェンジ（IC）がいくつか存在します。自動車専用道路の須崎東ICと須崎中央ICはハーフインターチェンジであり、特に須崎中央ICから入った場合は須崎東ICで降りることができませんので、利用者はその点に注意が必要です。須崎西ICは四万十市方面と接続していますが、須崎道路の専用道路部分のみを利用することはできません。計画中のスマートインターチェンジもあり、将来的な利便性向上が期待されています。

歴史

この道路の歴史は1976年（昭和51年）に事業化されたことから始まります。その後、1991年に用地着手、1992年に工事が開始されました。1997年には一部区間が一般道路として供用が開始され、その後2002年にはさらに別の区間が開通しました。

2007年から2009年にかけては、既存の道路の改築工事が実施され、新たに自動車専用道路として整備されました。特に2009年3月29日には須崎東ICから新荘川橋東詰出入口間が開通し、地域の交通網が一層強化されました。2011年には須崎中央ICから須崎西IC間が開通しました。

まとめ

須崎道路は、地域の交通を支える重要なインフラであり、自動車専用道路と一般道路からなります。各種インターチェンジを通じて、四国地方の主要な交通路とつながっており、今後も地域の発展に寄与することが期待されています。

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