風上旬

風上旬：日本の漫画家とイラストレーター

風上旬（かざかみ しゅん）は、日本の漫画家でありイラストレーターとして活躍しています。彼の作品はシンプルで可愛らしい描線と、不条理なギャグ要素が特徴的です。彼がこのペンネームを名乗るようになった背景には、過去に勤務していたゲーム会社アイレムでのエピソードがあります。「ドッターの風上にも置けない」と言われたことがきっかけで、この名称を選んだと言われています。

主な作品一覧

風上旬は多数の漫画を手掛けており、活躍の場は多岐にわたります。以下は彼の代表的な作品です：

• - 『ハガキ子マッハ2』 （『電撃G's magazine』）
• - 『さるかにハムぞう』 （『電撃PlayStation』）
• - 『風上ニ頁』 （『コミックピンキィ』）
• - 『めろんちゃん』／『めろコミ』 （『メロンブックス』）
• - 『入院患者 クランケちゃん』 （『RASPBERRY』）
• - 『もえるるぶ東京案内』 （2005年、初版）
• - 『くつしたハクビシン』 （『アニメイトTV』）
• - 『5階美少女家電売り場でございます』 （『マジキュー』）
• - 『ぽにたんの萌える競馬』 （『ヤングチャンピオン烈』）
• - 『ウルトラ怪獣擬人化計画 feat.POP Comic code』 （『ヤングチャンピオン』）
• - 『陰キャオブザデッド』 （U-NEXT COMIC）

彼の作品は、時事ネタや独特のユーモアを反映させたものが多く、幅広い読者層に受け入れられています。

ゲーム分野での貢献

漫画だけでなく、風上はゲームデザインにも関わってきました。スーパーファミコンの「スーパーR・TYPE」や「ダイナウォーズ」、さらには「がんばれ大工の源さん」など、様々なゲームにドット絵を提供しています。また、自身が手掛けた原画も多く、コンシューマゲームやアーケードゲームでもその才能を発揮しています。特に「ソル・モナージュ」などは代表作として知られています。

テレビやイベント活動

風上は漫画界だけでなく、テレビ番組やイベントでもその名を広めています。NHK BS2の『ザ☆ネットスター!』ではオープニングイラストを手掛けたり、特番のトークイベントに出演するなど、多岐にわたるメディアに関与しています。また、彼の作品に関連するサイン会やイベントが開催され、多くのファンとの交流の場を持っています。

関連人物

彼の作品や活動を支える人物には、ジャケットデザインを手がけた桜川ひめこがいます。彼女は風上のイベントにもゲスト出演し、二人の親交は深いと言われています。

まとめ

風上旬は、日本の漫画界においてその独自のスタイルで多くのファンを魅了し続けています。彼が明るくユーモラスな世界を描くことで、読者に笑顔を届けています。その作品群は今後も注目され続けることでしょう。

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