飛島インターチェンジ

飛島インターチェンジ

飛島インターチェンジ（とびしまインターチェンジ）は、愛知県海部郡飛島村に位置する、伊勢湾岸自動車道・伊勢湾岸道路（国道302号：有料道路区間）のインターチェンジです。

概要

名古屋港の木場金岡ふ頭に設けられたインターチェンジであり、ダイヤモンド型が採用されています。豊田JCT方面への入口と同方面からの出口が東側に、四日市JCT方面への入口と同方面からの出口が西側にそれぞれ配置されています。

東海ICから当ICまでは、伊勢湾岸道路（国道302号：有料区間、高速自動車国道に並行する一般国道自動車専用道路）として供用されており、当IC以西は高速自動車国道となります。

飛島IC - 東海IC間は一般国道としての機能も有しているため、この区間においては、その前後の高速自動車国道と同等の走行条件を維持するための規制が設けられています。そのため、豊田方面側の入口付近には最低速度を示す標識が設置されています。また、本線合流部にも関連する標識が設置されています（詳細は伊勢湾岸自動車道#概要を参照）。

2021年5月1日には、当ICに併設して飛島ジャンクションが供用開始されました。ただし、飛島インターチェンジから名古屋第二環状自動車道への出入りはできません（該当車両は飛島北インターチェンジを利用）。

歴史

飛島ICは、1985年3月に名港西大橋一期線（北側の橋）の供用開始に伴って開設されました。当時は金城ふ頭側（現在の名港中央IC）に料金所が集約されていたため、飛島側は料金所が設けられていませんでした。1998年3月の名古屋南IC - 名港中央IC間の延伸によって、飛島ICとして正式にオープンしました。

オープン後、豊田方面からの出口で頻繁に混雑が発生したため、運輸業界からインターチェンジの再整備が求められました。その結果、当ICの豊田方面からの出口には、新たに飛島ふ頭方面への左折専用トールゲートが新設されました。

年表

1985年（昭和60年）3月20日: 名港中央IC - 当IC間が開通（当時は有料道路「名港西大橋」として）。
1998年（平成10年）3月30日: 名古屋南IC - 名港中央IC間延伸開業により、飛島ICとして開設。
2000年（平成12年）3月25日: 飛島IC - 湾岸弥富IC間が開通。
2002年（平成14年）3月24日: 湾岸弥富IC - みえ川越IC延伸に伴い、当IC四日市方面出入口が開設。
2009年（平成21年）10月26日: 国道302号桜木大橋交差点の改良工事が完了。豊田方面からの出口に飛島ふ頭方面への左折レーンと料金所が増設。

周辺

名古屋港 飛島埠頭（貯木場、コンテナ埠頭など）
JERA 西名古屋火力発電所
三菱重工業名古屋航空宇宙システム製作所 飛島工場
川崎重工業航空宇宙システムカンパニー 名古屋第一工場・第二工場

接続する道路

国道302号（名古屋環状2号線）
愛知県道71号名古屋西港線

料金所

レーン運用は、時間帯やメンテナンス等の事情によって変更される場合があります。

入口

豊田方面
レーン数: 2
ETC専用: 1
ETC/一般: 1
四日市方面
レーン数: 2
ETC専用: 1
一般: 1

出口

四日市方面から
レーン数: 2
ETC専用: 1
一般: 1
豊田方面から
国道302号（名古屋環状2号線）、弥富方面
レーン数: 4
ETC専用: 2
一般: 2
飛島ふ頭方面（左折専用）
レーン数: 2
ETC専用: 1
一般: 1

隣

E1A 伊勢湾岸自動車道
(9) 名港中央IC - (10) 飛島JCT/IC - (11) 湾岸弥富IC
伊勢湾岸道路
(8) 名港潮見IC - (9) 名港中央IC - (10) 飛島IC

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