飯塚祐司

飯塚祐司（いいづか ゆうじ）は、1974年5月17日生まれ、北海道出身の元アイスホッケー選手であり、現在はアイスホッケー指導者として活躍しています。

選手時代

飯塚氏は、北海道釧路工業高等学校を卒業後、王子製紙に入社。同社のアイスホッケーチームに所属し、日本リーグで選手としてプレーしました。選手時代には、その卓越した技術と情熱でチームに貢献しました。

指導者としてのキャリア

現役引退後、飯塚氏は指導者としての道を歩み始めます。2008年には男子U-20日本代表コーチを務め、若手選手の育成に尽力しました。その後、アイスホッケー女子日本代表監督に就任し、その指導力を遺憾なく発揮します。

2009年冬季ユニバーシアード（ハルビン／ 中国）と2011年アジア冬季競技大会（アルマトイ＆アスタナ／ カザフスタン）では、女子日本代表を率いて指揮を執りました。特にアジア大会では、チームを準優勝に導くという輝かしい成績を収めました。

女子日本代表監督として、飯塚氏は冬季オリンピック出場という大きな目標に挑みました。2010年バンクーバーオリンピック世界最終予選（上海／ 中国）では、最終戦で中華人民共和国に惜しくも敗れ、出場権を逃しました。しかし、その悔しさを胸に、2014年ソチオリンピック世界最終予選（ポプラト／ スロバキア）に臨みます。予選では1勝1敗でデンマークとの直接対決を迎え、5-0で圧勝。この勝利により、日本代表は1998年長野オリンピック以来のオリンピック出場を果たしました。

家族

飯塚氏の弟である飯塚洋生は、日本製紙クレインズで選手としてプレーし、その後同チームのマネージャーを務めました。

飯塚祐司氏は、選手として、そして指導者として、日本のアイスホッケー界に多大な貢献をしてきました。彼の情熱とリーダーシップは、多くの選手や関係者に影響を与え、日本のアイスホッケーの発展に大きく貢献しています。

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