養老 (市原市)

千葉県市原市養老について

養老（ようろう）は、千葉県市原市加茂地区に位置する大字です。郵便番号は290-0557。

概要

市原市の南部に位置し、豊かな自然に囲まれています。

地理

養老地域の中央には、養老川を堰き止めて造られた高滝ダムがあり、そのダム湖である高滝湖が広がっています。この高滝湖に突き出た半島状の地形に、加茂公民館や高滝郵便局のある中心集落（東側は高滝地区）があります。

隣接地域

北は久保、東は高滝、南は本郷、西は山口とそれぞれ隣接しています。

歴史

地名の由来

地名の由来については、詳しい記録は残っていません。

沿革

近世には、上総国市原郡に属する小佐貫村と北崎村という二つの村がありました。1875年（明治8年）11月に、これらの村が合併して養老村が発足しました。

その後、1889年（明治22年）の町村制施行に伴い、高滝村、養老村、本郷村、大和田村、久保村、外部田村、駒込村、山口村、不入村が合併し、新たに高滝村が誕生しました。この時、養老は高滝村の大字となりました。

高滝ダムは、養老川の治水と上水道・農業用水の確保を目的として、千葉県によって建設された多目的ダムです。1958年にダムの候補地が選定され、1990年に完成しました。

年表

1889年（明治22年）：町村制の施行により、高滝村、養老村などが合併し、養老は高滝村の大字となる。
1954年（昭和29年）：高滝村、富山村、里見村、白鳥村が合併し、加茂村の一部となる。
1967年（昭和42年）：加茂村が市原市に編入され、市原市の一部となる。

世帯数・人口

2022年4月1日現在の世帯数と人口については、市原市の公式資料等をご参照ください。

通学区域

市内の小中学校と県立高校の通学区域については、市原市の教育委員会が定めた通学区域をご確認ください。

施設

高滝ダム管理事務所
高滝ダム記念館
加茂公民館
加茂診療所
高滝幼稚園
高滝郵便局

交通

鉄道

小湊鉄道小湊鉄道線が地域内を通過しており、中心集落には高滝駅があります。駅の出口は養老地区側にのみ開かれていますが、駅の所在地は住所上では高滝に属します。

バス

地域内を走るバス路線については、市原市の公共交通機関情報をご確認ください。

道路

千葉県道81号市原天津小湊線
千葉県道168号鶴舞馬来田停車場線
千葉県道173号南総月出線

脚注

注釈

（注釈については、具体的な情報がないため省略します。）

出典

（出典については、具体的な情報がないため省略します。）

参考文献

小沢治郎左衛門『上総国町村誌 第一編』1889年。NDLJP:763698
千葉県市原郡教育会『千葉県市原郡誌』千葉県市原郡、1916年。NDLJP:951002
『明治22年千葉県町村分合資料 七 市原郡町村分合取調』1889年。http://e-library.gprime.jp/lib_pref_chiba/da/detail?tilcod=0000000014-CHB600196

関連項目

養老 (曖昧さ回避)

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