高山濃飛バスセンター

高山濃飛バスセンター

高山濃飛バスセンター（たかやまのうひバスセンター）は岐阜県高山市花里町に位置し、濃飛乗合自動車によって設置され運営されています。このバスターミナルには高山トラベルセンターも併設されており、旅行業務も行われています。また、駅の近くにあり、JR高山本線の高山駅とも隣接しているため、地域の公共交通機関の中心的な役割を果たしています。実際、濃飛乗合自動車が運行する路線バスの重要拠点として、多くのバス路線が発着しています。

構造

高山濃飛バスセンターは、コンパクトな造りで、シンプルながらも7つの乗り場を備えています。1レーン・1ホームの形式で、高速バスやコミュニティバスが利用可能です。乗り場は屋内型ですが、高山駅との間に設けられた屋根付きの通路は、完全に風や雨から守られているわけではありません。そのため、利用者は天候によって若干の不便を感じることもあります。さらに、待合室には隣接して売店も設置され、自動券売機がコンコースに2台設けられています。

バスターミナルのバス進入口は高山駅前広場側にあり、バス出口は「カントリーホテル高山」側に位置しています。また、駅前広場との接続が良いため、臨時増車の時には駅前広場に停留することもあります。高山濃飛バスセンターは1935年に開設され、以降増改築を重ねてきましたが、老朽化のために移設が決定され、2009年12月25日に新しいバスターミナルが完成し、28日にオープンしました。

発着路線

高山濃飛バスセンターでは、以下のようなバス路線が発着しています。すべてのバス路線は原則として濃飛乗合自動車が運行しています。

1番のりば

• - 下呂線（下呂バスセンター行き）
• - 特急 下呂線（下呂バスセンター行き）
• - 朝日線（秋神温泉経由）
• - さるぼぼバス（飛騨の里経由、飛騨高山美術館・世界生活文化センター行き）
• - 高山市コミュニティバス（のらマイカー）

2番のりば

• - 古川・神岡線（国府駅前経由、古川駅前・細江駅前・吉城高校口等行き）
• - 国府・上宝線（国府駅前経由、中山口行き）
• - 清見・荘川線（久美愛厚生病院・清見支所前・上野々俣公民館前行き）
• - まちなみバス、匠バス東西線

3番のりば

• - 高速 新宿線（バスタ新宿行き）
• - 高速 京都・大阪線（京都駅・大阪駅経由、近鉄難波駅西口・USJ行き）
• - 高速 岐阜線（名鉄岐阜行き）

4番のりば

• - 高速 金沢線（白川郷経由）
• - 高速 富山線（白川郷・富山きときと空港経由）
• - 高速 高岡線（白川郷経由）
• - 特急 白川郷線・下呂線

5番のりば

• - 平湯・新穂高線（平湯温泉経由、新穂高ロープウェイ行き）

6番のりば

• - 高速 名古屋線（JR名古屋駅経由、名鉄バスセンター・中部国際空港行き）
• - 特急 松本線（丹生川・平湯温泉経由、松本バスターミナル行き）
• - 特急 馬籠・妻籠線（馬籠経由、妻籠行き）

7番のりば

• - 定期観光バス（「五箇山相倉と白川郷コース」・「五箇山菅沼と白川郷コース」）

このように、多彩な路線が発着するため、高山濃飛バスセンターは観光客や地域住民にとって非常に便利な交通の要所となっています。また、バスターミナル専従の職員が配置されており、利用者へのサポートも提供されています。

バスターミナル周辺

高山濃飛バスセンターは高山駅の近くに位置しており、駅周辺には飲食店やショップ、観光施設が多く揃っています。旅行者にとって大変便利な環境が整っており、高山を訪れる際の交通の要所として非常に重要な場所です。

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