高岡砺波スマートインターチェンジ

高岡砺波スマートインターチェンジについて

高岡砺波スマートインターチェンジは、富山県高岡市戸出西部金屋と砺波市下中条に位置する、北陸自動車道のスマートインターチェンジです。インターチェンジの出入口と高速バス停留所は高岡市側に、そしてランプの大部分は砺波市側に位置しているのが特徴です。

概要

このスマートインターチェンジは、2015年3月1日に供用が開始されました。同じ日に供用が開始された東海北陸自動車道の南砺スマートICとともに、富山県内では初めての本線直結型スマートICとして誕生しました。

本線直結型であるため、ETCを搭載した全車種が24時間利用可能です。上下線ともに、出入りが自由に行えます。総事業費は約25億円で、1日あたりの利用台数は約2400台と予測されています。

道路情報

直接接続
E8 北陸自動車道（20-1番）

間接接続
高岡市道高岡砺波インター線
富山県道40号高岡庄川線

歴史

高岡砺波スマートインターチェンジの建設には、以下のような歴史があります。

2006年9月：高岡市と砺波市が新インター設置の検討会を設立。
2009年6月：両市が新インター整備に関する覚書を締結。
2009年7月：第1回北陸自動車道庄川左岸部スマートIC地区協議会が設立。
2010年10月：第2回協議会で実施計画書に同意。
2011年1月：国土交通大臣に連結許可を申請。
2011年3月：国土交通大臣から連結許可を取得。
2011年6月：高岡市、砺波市、中日本高速道路（NEXCO中日本）が基本協定を締結。
2013年1月：NEXCO中日本が工事契約を締結。
2013年10月24日：正式名称が「高岡砺波スマートIC」に決定。
2015年3月1日：供用開始。
2020年7月27日：利用車長制限が撤廃され、ETC車載器搭載の全車種が利用可能に。

高速バス停留所

インターチェンジの出入口付近には、高速バス用のバス停4台分と利用者用駐車場90台分が併設されています。

発着路線

京都・大阪方面、東京方面、東北方面、名古屋方面への高速バスが発着しています。停留所の名称は、運行会社によって異なります。

富山地方鉄道・JRバス・北日本観光自動車：「高岡高速バスターミナル」
WILLER EXPRESS：「高岡砺波スマートIC（高岡高速バスターミナル）」

のりば案内

1. 高速バス 大阪線：京都深草・千里ニュータウン・新大阪・大阪（阪急三番街）行き (富山地方鉄道・阪急バス)
高速バス 東京線：練馬駅（練馬区役所）・池袋駅東口・バスタ新宿行き (西武バス)
2. 東京 - 富山・金沢線：バスタ新宿・東京ディズニーランド行き (WILLER EXPRESS、丸一観光が運行)
3. 北陸ドリーム名古屋号：名古屋駅行き (西日本ジェイアールバス・ジェイアール東海バス)
4. きまっし号：東京駅八重洲通り、上野駅、浅草駅、東北急行バス東京営業所行き（東北急行バス、北日本観光自動車）

隣接するインターチェンジ

E8 北陸自動車道
(20) 砺波IC - (20-1) 高岡砺波スマートIC - 高岡PA - (21) 小杉IC

関連情報

日本のインターチェンジ一覧 (た行)

外部リンク

北陸自動車道高岡砺波スマートインターチェンジ - 高岡市都市創造部道路整備課
スマートICでは、ETCゲートの手前で必ず一旦停止を! - 砺波市土木課 (高岡砺波スマートICの記載あり)
高岡砺波スマートIC - ETC総合情報ポータルサイト


高岡砺波スマートインターチェンジは、地域住民の生活を支えるとともに、観光客にとっても便利な交通拠点となっています。ETC搭載車であれば、いつでもスムーズに利用できるため、ぜひ活用してみてください。

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