高島 (笠岡市大字)

岡山県笠岡市高島：自然と歴史が息づく島

高島は、岡山県笠岡市に属する大字で、笠岡諸島の北部に位置する島々から構成されています。郵便番号は714-0035で、笠岡郵便局が管轄しています。人口は71人（男性35人、女性36人）、世帯数は45世帯と、静かで落ち着いた環境が特徴です。

地理と概要

高島は、北に陸続きの神島、南に白石島が位置する笠岡諸島の一部です。かつては小田郡高島村でしたが、明治11年の町村制施行により小田郡神島外村の一部となり、昭和30年に笠岡市へ編入合併されました。

歴史

高島には、吉備高島宮の比定地のひとつである高島神社があり、古くからの歴史を感じさせます。また、1980年（昭和55年）に笠岡市立高島小学校が閉校し、現在は本土側の笠岡市立神島外小学校へスクールボートで通学しています。

アクセス

笠岡港（住吉港）から高島港までは、三洋汽船の旅客船で約25分。1日4便が運航しています。
かつては笠岡から六島への便も高島港を経由していましたが、2019年（令和2年）10月1日より寄港しなくなりました。

主な施設

行政：高島公民館
医療施設：高島診療所
小売店・事業所・宿泊施設：漁師の家たきおか、シーサイドペンションカーサタケダ、工房夢想、十夢想家、神島外漁業組合漁船漁具保全施設、一力石油、妹尾海運、馬越建設、藪田工務店、観音汽船、観光漁船信栄丸
神社：高島神社、伏見稲荷高島宮
名所・旧跡・観光施設：高島おきよ館（郷土資料館）、高島遺跡
その他：大阪学院大学研究所（差出島）、ギャラリー

観光スポット

高島神社：吉備高島宮の比定地の一つで、歴史を感じさせる神社です。
高島おきよ館：高島の歴史や文化を学べる郷土資料館です。
高島遺跡：古代の生活を偲ぶことができる遺跡です。
その他：豊かな自然を満喫できるハイキングコースなどもあります。

参考文献

巌津政右衛門『岡山地名事典』日本文教出版社、1974年
岡山県大百科事典編集委員会編集『岡山県大百科事典』山陽新聞社、1979年
笠岡市『統計笠岡』令和3年版
『県別マップル33 岡山県広域・詳細道路地図』昭文社、2009年
笠岡市立神島外小学校

外部リンク

おかやまの自然百選|岡山県

高島は、豊かな自然と歴史に彩られた魅力的な島です。ぜひ一度、足を運んでみてください。

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