高島市消防本部

高島市消防本部の概要と沿革

高島市消防本部（たかしまししょうぼうほんぶ）は、滋賀県高島市の消防部局として、市内全域の火災や災害に対処する重要な機関です。その拠点は高島市今津町日置前に位置し、693平方キロメートルの広さを持つ管轄区域の中で、181.64平方キロメートルは琵琶湖によって占められています。消防本部の職員数は105人で、活動は2カ所の消防署と2カ所の分遣所を通じて展開されています。

主な機械設備

高島市消防本部は、以下の主力機械を保有しています（2024年4月1日現在）：

• - 普通消防ポンプ自動車：3台
• - 水槽付消防ポンプ自動車：2台
• - 小型動力ポンプ付積載車：1台
• - 救急自動車：5台
• - 救助工作車：1台
• - 拠点機能形成車：1台
• - 人員搬送車：1台
• - 指令車：3台
• - 除雪車：1台
• - 査察車：1台
• - 資機材搬送車：2台

これらの機械は、迅速な救助活動や消防業務を行うために不可欠なものです。

沿革

高島市消防本部の歴史は、1972年4月1日に始まります。当時、高島郡の高島町、安曇川町、今津町、新旭町、マキノ町及び朽木村の地域が共同で設立した湖西地域広域市町村圏事務組合に、湖西広域消防本部が設置されました。

1972年8月31日には北部消防署庁舎が竣工し、同年9月1日には、北部消防署、南部消防署、朽木分遣所からなる体制で業務を開始しました。そして、1973年5月26日には南部消防署庁舎が完成し、1974年9月1日にはマキノ救急分遣所が開所しました。

続いて、1991年12月25日には救助工作車が配備され、1996年3月29日には北部消防署の新庁舎が完成しました。この年の11月21日には高規格救急自動車が導入され、翌年からは救急救命士の運用が始まりました。1998年2月26日には南部消防署の新庁舎も完成しています。

1999年には、湖西地域広域市町村圏事務組合が解散し、湖西広域連合が発足しました。同年12月6日には朽木分遣所の新庁舎が竣工し、2003年12月8日にはマキノ救急分遣所の新庁舎も完成しました。2005年1月1日には高島町、安曇川町、今津町、新旭町、マキノ町及び朽木村が合併し、新たに高島市が誕生しました。この合併に伴い、新たに単独消防として高島市消防本部が設置され、その後の消防業務は市が引き継ぎました。

組織構成

高島市消防本部は、様々な部門で構成されており、消防総務課、予防課、警防課、通信指令課が設けられています。このように、組織は専門的な業務に分かれ、効率的な運営が行われています。

高島市消防本部は、地域の安全を守るため、全力で活動を続けています。市民の安心と安全を確保するために、さらなる技術の向上や機器の充実を目指しています。

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