高木真理

高木 真理（たかぎ まり）

高木真理は、1967年8月12日に生まれた日本の政治家であり、現在は立憲民主党に所属する参議院議員です。彼女は過去にさいたま市議会議員を2期、埼玉県議会議員を3期務め、地方政治において広範な経験を積んできました。

来歴

高木真理は栃木県で小学校時代を過ごし、その後さいたま市に移り住みました。1986年にお茶の水女子大学附属高等学校を卒業した後、1991年には東京大学法学部を卒業しました。卒業後は東京銀行に勤務した後、1996年から枝野幸男の衆議院議員事務所で秘書として働きました。

2003年、彼女は民主党公認でさいたま市議会議員選挙に立候補し、北区選挙区からトップ当選を果たします。その後も2007年に再選され、2011年には埼玉県議会議員選挙に出馬し、南第4区から初当選しました。また2015年には無投票で再選を果たしています。彼女は埼玉県の政策調査会でも重要な役割を果たし、2018年には旧立憲民主党に移籍しました。続いて2019年、彼女は再度無投票で埼玉県議会議員に選出されました。2022年には埼玉県議会議員を辞職し、第26回参議院議員通常選挙に立候補し、見事初当選を果たしました。

政策・主張

高木は憲法改正に対して否定的な立場を持ち、特に9条の改正や自衛隊の明記に反対しています。外交や安全保障に関しても、敵基地攻撃能力の保持については慎重であり、普天間基地の辺野古移設に対しても反対しています。また、ロシアによるウクライナ侵攻に対しては日本政府の制裁措置を支持しました。

彼女は防衛費の増加には一定の賛成の意を示していますが、その増加には慎重であるべきだと考えています。また、日韓関係については韓国側が譲歩することが必要だとしています。

ジェンダーに関する問題でも積極的に発言しており、選択的夫婦別姓制度や同性婚の導入、クオータ制の導入については賛成の立場を取っています。これに加えて、国会議員の被選挙権年齢の引き下げについても賛成の意見を持っています。

人物

高木は電機連合の協力議員としても知られています。彼女は2017年の民進党代表選挙で枝野幸男を支持し、2018年には立憲民主党に入党しました。その後の立憲民主党代表選挙では西村智奈美を支援しました。プライベートでは、彼女の夫である高木錬太郎も政治家であり、二人は政治的な活動を通じて多くの時間を共にしています。

高木には3人の子供がおり、彼女の高校時代のクラスメイトには現在の参議院議員である打越さく良がいます。政治家としての彼女の影響力は、さいたま市や埼玉県全体に広がっています。彼女の活動は、多くの人々にとって重要な意義を持つものとなっています。

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