高松いずみ

高松いずみは、2002年生まれの日本の陸上競技選手で、中距離・長距離種目を専門としていました。2020年からは実業団の東京メトロに所属していました。

経歴

長野県木曽町出身で、中学は木曽町立開田中学校、高校は長野東高等学校を卒業しました。中学・高校時代から駅伝やトラックレースで全国レベルの活躍を見せ、特に全国女子駅伝では、中学3年生から連続出場し、8区で区間賞を獲得しました。長野東高校では、2学年上に和田有菜、1学年上に小林成美、萩谷楓といった有力選手がいました。

全国高校駅伝には3年連続で出場し、1年生時と2年生時にチームは準優勝を果たしました。1年生時は準エース区間の2区（4.0975km）を走り、2年生時からはエース区間の1区（6km）を任されました。2年生時の全国高校駅伝では、1区で区間9位（19分41秒）の成績を残しました。このレースでは、区間賞を獲得した廣中璃梨佳選手（19分01秒）をはじめ、多くの有力選手がひしめく中での好走でした。チームは総合力で2年連続の準優勝となりました。3年生時も1区を走り、区間4位（19分43秒）と安定した記録をマークしましたが、チームは総合9位に終わりました。

その他、沖縄インターハイ1500mで5位入賞、アジアユース陸上競技選手権大会3000mで2位入賞など、トラックレースでも目覚ましい活躍を見せています。

高校卒業後は、2020年に新設された実業団チームの東京メトロに所属しました。同チームでは、志水見千子、鈴木博美といったオリンピック経験者から指導を受けていました。しかし、2022年6月末に自身のInstagramで選手引退を発表し、陸上競技界から姿を消しました。現在は地元である長野県に戻っています。

高松いずみは、その卓越した才能と努力によって、中学・高校時代から実業団まで、日本の陸上競技界に確かな足跡を残しました。特に高校駅伝での活躍は、多くの陸上ファンに記憶されることでしょう。

主な記録

全国女子駅伝8区区間賞
全国高校駅伝準優勝（2回）
沖縄インターハイ1500m5位入賞
アジアユース陸上3000m2位

外部リンク

* 高松いずみ - ワールドアスレティックスのプロフィール（英語）

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