高松市保健所

高松市保健所について

高松市保健所は、香川県高松市に位置し、地域保健法に基づき設置された保健機関です。高松市は中核市に指定されており、国からは二号市として認定されています。これにより、高松市は独自の保健所を運営する権限を持ち、地域住民の健康管理と保健促進を行っています。

概要

この保健所の起源は、香川県によって設立された高松保健所にさかのぼりますが、1999年には中核市への移行に伴い、高松市が独自に保健所を開設しました。設立当初は鍛冶屋町にある高松市保健指導課の跡地を一時的に利用していましたが、2001年には約22億円をかけた新庁舎が桜町一丁目に完成し、ここが現在の保健所の拠点となっています。

また、保健所の対面には、1994年に開館した保健センターがあり、総事業費は約38億円となっています。保健センターは地域住民の健康に関連するサービスを提供しており、保健所とは密接な関係を持ちながら地域の健康管理を推進しています。

歴史

高松市保健所の歴史は、1999年の中核市指定に始まります。この年の4月1日、高松市が国から保健所政令市（二号市）に指定され、それに伴って高松市役所の管理下で高松市保健所が設立されました。その後、2001年8月6日には桜町の新庁舎で業務が開始されました。

さらに、2005年には香川郡塩江町が高松市に編入され、その地域の保健業務が高松市保健所に移管されました。続いて、2006年には木田郡の牟礼町と庵治町、香川郡の香川町と香南町、綾歌郡国分寺町が高松市に編入され、これらの地域の保健業務も高松市保健所に統合されました。

所在地と組織

高松市保健所の所在地は香川県高松市桜町一丁目10番27号です。ここでは、以下の部門が構成されています：

• - 保健対策課
• - 感染症対策室
• - 地域医療対策室
• - 生活衛生課
• - 地域包括支援センター
• - 保健センター
• - 保健施設
• - 食肉衛生検査所（高松市郷東町字新開587番地197）

また、保健センターは高松市桜町一丁目9番12号に位置しており、地域社会において重要な役割を果たしています。

交通アクセス

高松市保健所へのアクセスは便利で、JR高徳線の栗林駅や、ことでん琴平線の栗林公園駅から徒歩圏内にあります。加えて、ことでんバスのショッピング・レインボー循環バス「高松市保健センター」バス停も近くにあり、多くの市民が利用しています。

まとめ

高松市保健所は、高松市の健康を支えるための中心的な機関として機能しています。保健所の設立やその後の歴史を通じて、地域のニーズに応じた健康管理や保健サービスを提供し続けている重要な存在です。高松市の住民は、この保健所を利用することで、健康的な生活をサポートしてもらうことができます。

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