高松市立中央公園

高松市立中央公園：高松の中心に広がる憩いの空間

高松市中心部、にぎやかな街並みに隣接する高松市立中央公園は、市民の憩いの場として親しまれる、広さ34,155㎡の都市公園です。中央通りや菊池寛通り、高松市役所と隣接する好立地も魅力のひとつ。地下には駐車場も完備されており、アクセスも抜群です。

歴史：浄願寺から都市公園へ

この地は、今から400年以上前、1588年に高松城築城と同時に宇多津から移転してきた浄願寺の敷地でした。しかし、1945年の高松空襲で浄願寺は焼失。戦後、戦災復興土地区画整理事業によって都市公園用地として指定されました。

当初は野球場が建設され、1947年には高松市立中央球場が開場。多くの市民が野球観戦に訪れ、活気に満ちた場所でした。1968年には地下部分に高松市立中央駐車場も供用開始。球場と駐車場は、この地が市民生活に深く関わってきた歴史を物語っています。

その後、高松市西部に新野球場が完成したことを受け、1982年に高松市立中央球場は閉場。そして、1985年6月、現在の高松市立中央公園として整備が完了。1986年4月5日、市民に愛される憩いの空間として全面オープンしました。

公園の顔：多様な施設とアート

公園内には、様々な施設が整備されています。芝生の広がる自由広場は、憩いのひとときを過ごすのに最適。こかげ広場では木陰でゆっくりと休息できます。石の広場は屋外ステージや池、滝があり、自然豊かな空間が広がります。ちびっこ広場には、子供たちが楽しめる遊具が設置され、家族連れにも人気です。四季の道では、季節の移ろいを感じながら散策できます。また、時計台や、香川県出身の偉人の銅像、芸術家による彫刻など、見どころも満載です。

年間を通して、さぬき高松まつりや高松冬のまつりなど、大規模イベントも開催され、多くの人で賑わいます。

アクセス：抜群の利便性

高松市中心部に位置するため、アクセスも抜群です。徒歩はもちろん、ことでんバス、高松琴平電気鉄道、高速バスなど、様々な交通手段を利用できます。

・ことでんバス：五番町バス停、県庁通りバス停（東方面路線のみ）
・高速バス：県庁通りバス停（夜行便は停車しません）
・高松琴平電気鉄道：瓦町駅

まとめ：高松の街のシンボル

高松市立中央公園は、歴史と文化、そして自然が調和した、高松の街を象徴する公園です。市民の憩いの場として、そして、高松市の発展の歴史を刻む場所として、これからも多くの人々に愛され続けるでしょう。 公園を訪れて、その魅力を体感してみてはいかがでしょうか。

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