高田の鉄橋駅

高田の鉄橋駅（たかだのてっきょうえき）

高田の鉄橋駅は、茨城県ひたちなか市横堰に位置する、ひたちなか海浜鉄道湊線の駅です。この駅は、湊線において、ひたちなか海浜鉄道が発足してから初めて開業した新駅として知られています。

概要

駅は、ひたちなか市（旧那珂湊市）の国道245号の跨線橋のすぐ下に位置しています。周辺住民の足として、地域に密着した役割を果たしています。

運行形態

上り（勝田方面）

日中は1時間に1～2本の列車が停車します。勝田方面へのアクセスに利用されています。

下り（那珂湊・阿字ヶ浦方面）

上り同様に、日中は1時間に1～2本の列車が停車し、阿字ヶ浦方面へのアクセスを提供しています。朝夕には那珂湊行きの区間列車も運行されています。

歴史

高田の鉄橋駅は、湊線の新駅として2013年～2017年度の整備計画「湊線第二期基本計画」に盛り込まれました。正式名称が決定するまでの仮称は柳が丘駅でした。2013年12月15日に那珂湊駅のホームで行われた「湊線開業100周年記念式典」で正式名称が発表されました。湊線の新駅開業は、日工前駅（現在の工機前駅）以来、52年ぶりの出来事でした。

年表

2014年（平成26年）10月1日：開業。

駅名の由来

駅の付近が、かつて「高田」という地名であったこと、そして地元で駅の近くを流れる中丸川に架かる中丸川橋梁が「たかだのてっきょう」と呼ばれていたことに由来します。

駅構造

単式ホーム1面1線の地上駅で、無人駅です。ホームには待合所が設置されています。

利用状況

高田の鉄橋駅の利用状況は以下の通りです。


(最高値を赤色で、最高値を記録した年度以降の最低値を青色で表記しています。)

駅周辺

駅は湊線と国道245号が交差する地点（高架下）に位置しています。鹿島臨海鉄道大洗鹿島線の常澄駅までは約2kmです。

中丸川橋梁
中丸川
ひたちなか警察署那珂湊警察センター

隣の駅

ひたちなか海浜鉄道

■湊線

中根駅 - 高田の鉄橋駅 - 那珂湊駅

脚注

土谷敏治「新駅開業に対する利用者と市民の評価」『2015年度日本地理学会秋季学術大会 発表要旨集』、日本地理学会

関連項目

日本の鉄道駅一覧

外部リンク

* 高田の鉄橋駅 - ひたちなか海浜鉄道

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