高知大学医学部附属病院

高知大学医学部附属病院について

高知大学医学部附属病院は、国立大学法人高知大学が運営する大学病院であり、高知県南国市に位置しています。この病院は、高知県内で唯一の大学病院であり、専門的な医療を提供する特定機能病院としての役割を担っています。さらに、がん診療や災害医療などの重要な拠点としても認知されており、地域の健康を支える重要な施設となっています。

施設の沿革

病院の歴史は1981年に始まります。当初は高知医科大学医学部附属病院として設立され、日本初のオーダリングシステムを導入しました。このシステムの導入は、1983年に日本科学技術連盟石川賞を受賞するなど、全国的にも注目されました。

1997年には院内に高知県立高知江の口養護学校の分校が開設され、2003年に高知大学と統合し、今の名称に変更されました。その後も病院は発展を続け、2006年には院内保育所やPETセンターを設けたり、がん診療拠点としての指定を受けたりしました。

診療科目

高知大学医学部附属病院では、内科や外科、整形外科、精神科、リハビリテーション科など、広範な診療科目が用意されています。特に、内科では神経内科や消化器内科、循環器内科などの専門性が高い診療が行われており、外科においても脳神経外科、心臓血管外科など最新の技術を駆使した治療が可能です。また、がん治療センターや糖尿病センターも設置されており、地域医療における多様なニーズに応えています。

医療機関としての指定

高知大学医学部附属病院は、各種の法令による指定を受けており、保険医療機関、救急告示病院、災害拠点病院などその役割は多岐にわたります。また、地域における医療連携体制の強化を図るため、多数の協力病院とも連携し、教育や研修の場を提供しています。

アクセスと周辺施設

交通アクセスについては、高知駅やはりまや橋からバスが運行されており、便利な立地です。周囲には高知県立歴史民俗資料館や岡豊城、高知刑務所などの文化的な施設もあり、地域の観光資源としても知られています。

まとめ

高知大学医学部附属病院は、地域医療の重要な拠点として多方面にわたる医療サービスを提供しています。病院の歴史や発展は、地域住民の健康を守るために尽力してきたことが伺えます。様々な専門診療科を持つこの病院は、今後も地域の皆さんに信頼される医療機関であり続けることでしょう。

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