一般社団法人高知県医師会(英称: Kouchi Medical Association)は、
高知県内で医療に従事する医師を会員とする専門職能団体です。
高知県における地域医療の推進、県民の健康保持増進、そして医療・福祉の向上に寄与することを目的に様々な活動を展開しています。本部は
高知市に置かれています。
本部所在地
高知県医師会の本部は、〒780-0850
高知市丸ノ内一丁目7番45号の総合あんしんセンター4階にあります。この総合あんしんセンターには、2階に
高知県歯科医師会も入居しています。
下部組織
高知県医師会は、県内各地に地域医師会や大学内の医師会を組織しています。主な下部組織とその所在地は以下の通りです。
高知市医師会:〒780-0850
高知市丸ノ内一丁目7番45号 総合あんしんセンター4階(本部と同じ建物、フロア)
安芸郡医師会:〒784-0022
安芸市庄之芝町一丁目46番地
香美郡医師会:〒781-5232
香南市野市町西野534番地1 のいちふれあいセンター内
土佐長岡郡医師会:〒783-0004 南国市大埇甲320番地 南国市保健福祉センター2階
吾川郡医師会:〒781-2110
吾川郡いの町1400番地 すこやかセンター伊野内
高岡郡医師会:〒785-0011
須崎市東糺町5番地10
幡多医師会:〒787-0015
四万十市右山字明治383番地8
高知大学
医学部医師会:〒783-0043 南国市岡豊町小蓮
これらの地域医師会は、それぞれの地域における医療課題に取り組み、住民の健康を支える重要な役割を担っています。
付属教育機関
高知県医師会は、将来の医療を担う人材の育成にも力を入れています。以下の二つの教育機関を運営しています。
高知県医師会看護専門学校
高知市長浜6193番地に校舎を構え、専門的な知識と技術、豊かな人間性を備えた看護師の育成を行っています。
高知県医師会准看護学院
高知市丸ノ内一丁目7番45号の総合あんしんセンター3階にあります。地域医療を支える准看護師の養成を行っており、後述の沿革にもある通り、長い歴史を持つ教育機関です。
沿革(准看護学院を中心に)
高知県医師会は、特に准看護師の育成において長い歴史を有しています。その歩みは、
1952年(昭和27年)9月に
高知市本町125番地の医師会館内に「
高知県医師会准看護婦養成所」として開設されたことに始まります。
開設から2年後の
1954年(昭和29年)3月には、各種学校としての認可を受けました。その後、医師会館の移転に伴い、養成所も新たな施設へ移転します。
1967年(昭和42年)6月、
高知市鷹匠町二丁目に新築された医師会館へ移転し、教育環境を整備しました。
時代の変化に合わせて、
1979年(昭和54年)4月には名称を「
高知県医師会准看護学院」へと変更しました。さらに、
2010年(平成22年)3月には、
高知県医師会本部の移転に合わせて、現在の所在地である総合あんしんセンターの3階に移転し、現在に至ります。
関連情報
高知県医師会の活動や組織に関する詳細な情報は、
高知県医師会定款に定められています。また、全国組織である
日本医師会や、医療行政を司る
厚生労働省、そして政治活動を行う
日本医師連盟とも関連が深く、連携を取りながら医療課題に取り組んでいます。
詳細については、
一般社団法人高知県医師会の公式サイトで確認することができます。