上田幹雄

上田幹雄：武道と格闘技の道を極める

上田幹雄（うえだ みきお）は、1995年5月1日生まれ、東京都大田区出身の男性格闘家です。総合格闘技、キックボクシング、空手道、そしてYouTuberとしても活動する多彩な才能の持ち主です。BRAVEに所属。

空手道から総合格闘技へ

5歳から極真空手を始めた上田は、13歳から15歳までの間、柔道と相撲も経験しました。2019年には、極真会館主催の第12回全世界空手道選手権大会で、日本人として16年ぶりに世界王者となりました。しかし、2021年、百人組手に挑戦するも、60人目でドクターストップにより達成できませんでした。同年8月には極真会館を退会し、新たな格闘技の道へ進むことを決意します。

総合格闘技への転向

2021年9月、上田は総合格闘技への転向を表明しました。その理由として、「空手の地位向上」と「最強の格闘技」への挑戦を挙げています。彼は、総合格闘技こそが、自身の格闘技人生を最大限に表現できる場だと考え、「今の時代に大山総裁が生きていたらRIZINに殴り込んでいるはず」と語っています。また、レスリング日本代表でもあった宮田和幸が主催するBRAVEに所属し、本格的に総合格闘技の道へ進み始めます。

RIZINでの活躍

2022年4月、RIZIN.35で総合格闘技デビュー戦を迎え、高阪剛と対戦しましたが、KO負けを喫しました。しかし、同年12月にはGRACHAN 58でソン・ムジェをKOで破り、総合格闘技初勝利を挙げました。2023年6月にはRIZIN.43で関根“シュレック”秀樹をTKOで下し、RIZIN初勝利を飾りました。また、2023年9月にはK-1のリングにも上がり、K-JeeをKOで破り、キックボクシングでもその実力を示しました。2023年12月にはRIZIN.45でスダリオ剛にTKO勝利、2024年6月にはRIZIN.47でシェミスラブ・コバルチェックに一本負けを喫しましたが、2024年大晦日にはROAD FC2階級制覇王者キム・テインとの対戦が予定されています。

上田幹雄の人物像

身長187cm、体重102kgという恵まれた体格ながら、華麗なステップワークと多彩な技を持ち合わせる上田は、まさに「心技体」を兼ね備えた格闘家です。「極真で一番強い男」とも称され、その実力は広く認められています。特に、間合いの操作やポジショニングに優れ、上段膝蹴り、上段回し蹴りなど、多彩な蹴り技を駆使するオールラウンドプレイヤーです。

戦績

プロ総合格闘技
7戦4勝3敗 (2024年11月現在)

プロキックボクシング
1戦1勝 (2024年11月現在)

獲得タイトル

2012年：全日本高校選抜大会 無差別級 優勝
2013年：第30回全日本ウェイト制空手道選手権大会 軽重量級 優勝
2018年：第50回全日本空手道選手権大会 優勝
2019年：第12回全世界空手道選手権大会 優勝

その他

上田幹雄は、YouTubeチャンネルやSNSでも積極的に情報発信を行っています。彼の試合映像やトレーニングの様子は、多くの格闘技ファンに支持されています。

外部リンク

総合格闘家 上田幹雄 チャンネル
上田幹雄 (@mikiomma) - X（旧Twitter）
上田幹雄 (@mikiouedaueda) - Instagram
上田幹雄 - 株式会社プライム
RIZIN 選手データ
上田幹雄の戦績 - SHERDOG（英語）

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