高雄国際空港

高雄国際[[空港]]

高雄国際[[空港]]は、台湾南部、高雄市小港区に位置する国際[[空港]]です。英語では「Kaohsiung International Airport」と表記されます。

概要

台湾の地理的、経済的な要因から、香港や東南アジア方面への国際便が多数運航されています。日本や韓国への便も存在します。かつては日本からの直行便も運航されていましたが、2021年以降はコードシェア便のみとなっています。将来的には、空港を南方に移転する計画がありますが、台湾高速鉄道の開通により台北との国内線が減少しているため、具体的な計画は進んでいません。

空港は、高雄捷運（MRT）の紅線と直結しており、高雄市内からのアクセスが非常に便利です。高雄国際機場駅を利用することで、空港ターミナルまで直接移動できます。

歴史

1942年: 旧日本陸軍によって「小港飛行場」として開設されました。同時期に旧日本海軍も「高雄飛行場」を開設しました（現在の空軍岡山基地）。
1965年: 空軍から民用航空局に移管され、民間空港として「高雄空港（高雄航空站）」が開港しました。
1969年: 国際線の就航が開始されました。
1972年: 国際定期便の運航が開始されました。
1981年: 日本アジア航空（後にJALが吸収合併）が、東京/成田 - 台北/中正（現・桃園） - 高雄線を開設し、当空港への乗り入れを開始しました。
2005年: 日本アジア航空は、東京-高雄線の台北経由を取りやめ、直行便に変更しました。
2021年: 日本航空が、この日の乗り入れを最後に当空港への路線を廃止しました。

就航航空会社と就航都市

2020年以降、新型コロナウイルス感染症の影響により、多くの定期便が運休、減便、経路変更を余儀なくされました。かつては、日本アジア航空が成田空港から台北（桃園）経由で乗り入れており、関西国際[[空港]]からの乗り入れもありました。2005年からは、ボーイング767-300/300ER型機による1日1往復の直行便が運航されていましたが、親会社の日本航空が2010年に経営破綻した際も運航は継続されました。しかし、新型コロナウイルスの影響で週1便のみとなり、2021年7月からは成田発の釜山便と同様に運休となりました。格安航空会社（LCC）との競合による低収益が原因で、この2路線のみが機材数削減の対象となりました。現在、空港・貨物・営業の事務所は閉鎖され、成田・関西からのチャイナエアラインの路線にコードシェア便として乗り入れる形となっています。

アクセス

鉄道

高雄捷運紅線: 高雄国際機場駅が最寄り駅で、小港方面、高雄、左営、橋頭方面へアクセスできます。

バス

市内バス: 高雄市バスの「高雄公園(捷運高雄國際機場站)」が最寄りのバス停です。12A系統、12B系統、12C系統、紅3A系統、紅3B系統、紅3C系統、紅3E系統、紅3F系統が利用できます。
公路客運（中距離路線バス）: 「小港機場」が最寄りのバス停です。9117系統（高雄駅 - 空港 - 墾丁）、臨918（空港 - 台88線経由 - 潮州駅 - 枋寮駅前 - 墾丁）、1772系統（高雄駅 - 空港 - 枋寮駅前）、111系統（空港 - 台南BT - 小西門）が利用できます。

タクシー

タクシーも利用可能です。

外部リンク

高雄國際航空站 - 公式サイト（繁体字中国語、英語、日本語）

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