高麗橋入口

高麗橋入口

大阪府大阪市中央区に設けられている、阪神高速道路1号環状線の入口専用インターチェンジ（ハーフIC）です。その名称が示す通り、東横堀川にかかる高麗橋の南東の袂に位置しています。

この入口の構造上の特徴は、本線へのランプウェイが左側からの合流となっている点です。そして、本線に合流してから約250メートルという非常に短い距離で、東船場ジャンクション（JCT）に到達します。このため、特に注意が必要となるのが、阪神高速16号大阪港線方面へ向かう場合です。

1号環状線の本線は4車線で構成されていますが、大阪港線への分岐は最も右側に位置しています。したがって、高麗橋入口から左側で本線に合流した車両が大阪港線方面へ進むためには、わずか250メートルの間に環状線の4車線全てを横断し、右端まで移動する必要が生じます。合流直後の急な車線変更は、周囲の交通状況に十分な配慮が求められます。

高麗橋入口へのアクセス経路は複数用意されています。主となるのは高麗橋の南東袂からの入路ですが、一つ上流側に架かる今橋の南東袂からも、高麗橋入口方面へ南進する形で接続路が設けられています。ただし、今橋側からアプローチする場合、高麗橋通との交差点に信号機が設置されているため、その通過には信号に従う必要があります。

周辺の主要な道路としては、土佐堀通、松屋町筋、堺筋などと接続しており、市内の主要部からのアクセスが可能です。また、高麗橋通（多くが西行き一方通行）や今橋通（多くが東行き一方通行）といった周辺の通りも、高麗橋や今橋の橋上区間では一方通行が解除されている箇所があるため、この入口への多様なアプローチが可能となっており、市街地からの利便性の高さが特徴と言えます。

インターチェンジの周辺には、名前の由来となった高麗橋をはじめ、大林ビルなどのオフィスビルが立ち並ぶビジネス街が広がっています。最寄り駅としては、大阪メトロ堺筋線や京阪本線の北浜駅が利用できます。少し足を延ばせば、水都大阪の中心地である中之島エリアも近接しています。

阪神高速1号環状線におけるこの入口の位置関係としては、天神橋ジャンクションを経て、北浜出口（1-06）の次に位置し、その先には本町出口（1-08）が続きます。

高麗橋入口は、日本のインターチェンジ一覧や大阪市内の筋・通一覧といった項目とも関連付けられます。詳細な情報や最新の交通状況については、阪神高速道路株式会社の公式サイトなどで確認することができます。

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