髙橋良明

髙橋良明（たかはし よしあき）氏は、1965年1月9日生まれの日本の外交官です。東京都出身で、東京工業大学（現東京科学大学）大学院理工学研究科を1991年3月に修了しました。同年4月、外務省に入省し、外交官としてのキャリアをスタートさせました。

外務省入省後、髙橋氏は国内外の様々なポストを歴任しました。2007年8月には在オランダ日本国大使館の一等書記官に任命され、2009年7月には同大使館の参事官に昇進しています。2010年1月には、大臣官房広報文化交流部文化交流課の首席事務官として、文化交流事業の推進に尽力しました。2012年7月には、総合外交政策局軍縮不拡散・科学部不拡散・科学原子力課国際科学協力室長として、国際的な科学協力に携わりました。

その後、髙橋氏は国土交通省にも籍を置き、2014年8月から観光庁の参事官（国際会議等担当）、2015年6月からは参事官（国際関係担当）として、観光分野における国際的な連携を強化しました。2016年7月には外務省に戻り、領事局外国人課長を務め、外国人に関する領事業務に携わりました。2018年8月には大臣官房情報通信課長として、情報通信分野における外交政策の推進に貢献しました。

2019年7月からは在アフガニスタン日本国大使館の公使として、アフガニスタンの安定と復興に尽力し、2021年7月からは在シンガポール日本国大使館の公使として、東南アジア地域における外交活動を担いました。

そして、2024年9月より、在バンクーバー日本国総領事館の総領事として、カナダにおける日本とカナダの友好関係を促進する重要な役割を担っています。

髙橋氏の同期には、有馬裕氏（23年北米局長）、石月英雄氏（24年国際協力局長）、内田浩行氏（22年ストラスブール総領事）など、多数の著名な外交官がいます。彼らは、それぞれの専門分野で活躍し、日本の外交を支えています。髙橋氏は、これらの同期たちと切磋琢磨しながら、日本の外交に貢献し続けています。

髙橋氏は、東京工業大学大学院で培った科学技術に関する知識と、長年の外交経験を通して培われた国際感覚を活かし、今後ますます多岐にわたる外交課題に取り組んでいくことが期待されます。

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