魚見町 (鹿児島市)

魚見町（うおみちょう）について

魚見町は、鹿児島県鹿児島市の南部に位置する町です。郵便番号は891-0112で、2020年4月1日現在の人口は2,577人、世帯数は1,090世帯となっています。

地理

魚見町は、鹿児島市南部の脇田川流域の台地上に位置しています。桜ケ丘に連なる高台にあり、町全体が新興住宅地として整備されています。町域の北側には桜ケ丘や小原町、南側には東谷山、西側には中山が隣接しています。また、町域の東側には鹿児島市立東谷山小学校と鹿児島市立東谷山中学校が隣接しており、教育施設にも恵まれた環境です。

町名の由来

魚見町の町名は、かつての中山町の旧小字名「魚見」に由来しています。この地名は、その昔、漁師たちが山の上から魚群を探していたことにちなんで名付けられたと伝えられています。

歴史

魚見町の歴史は、1973年（昭和48年）から1975年（昭和50年）にかけて、現在の魚見町の区域にあたる魚見ヶ原一帯が住宅団地として造成されたことに始まります。1976年（昭和51年）11月30日には、魚見ヶ原団地の区域にあたる上福元町と中山町のそれぞれ一部を統合し、鹿児島市の町として「魚見町」が正式に設置されました。その後、1990年（平成2年）2月13日には中山町の一部が魚見町に編入され、同年11月5日には宇宿町下地区と上福元町小原地区において住居表示が実施された際に、町の区域の再編が行われ、上福元町と中山町の一部が魚見町に編入されました。

人口の推移

1995年以降の魚見町の人口推移は、国勢調査による小地域集計に基づき、以下の通りです。具体的な数値については、今後の調査で詳細が明らかになるでしょう。

公共施設

魚見町には、地域住民の交流の場として魚見町公民館が設置されています。

教育施設

町内には、以下の教育施設があります。

鹿児島市立東谷山小学校
鹿児島市立東谷山中学校
東谷山児童クラブ

これらの学校は、魚見町を含む地域の子供たちの教育を担っています。

学区

魚見町に在住する児童・生徒が市立小・中学校に通う場合の学区は、以下の通りです。詳細については、鹿児島市の教育委員会にお問い合わせください。

脚注

詳細は以下の文献をご参照ください。

[南日本新聞]]『鹿児島市史Ⅴ』 5巻、鹿児島市、2015年3月27日。([http://www.city.kagoshima.lg.jp/kikakuzaisei/kikaku/seisaku-s/shise/shokai/kagoshima-05.html)。
「角川日本地名大辞典」編纂委員会「角川日本地名大辞典 ４６ 鹿児島県」『角川日本地名大辞典』第46巻、角川書店、日本、1983年3月1日。ISBN 978-4-04-001460-9。
豊増哲雄『古地図に見る かごしまの町』春苑堂出版、1996年。ISBN 4-915-09337-9。
上柿元大輔「港町を歩く 4 消えた「始まり」の町名」『南日本新聞』2013年1月8日、19面。

関連項目

魚見町 (曖昧さ回避))

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