鳴海広道

鳴海広道（なるみ ひろみち）は、1941年3月10日に生まれ、2020年12月15日に逝去した日本の政治家です。青森県黒石市で生まれ育ち、その地で長年にわたり政治家として活動しました。日本大学法学部を中退後、黒石市議会議員を経て、1975年に青森県議会議員選挙で初当選を果たし、県議会議員として通算5期を務めました。県議会議員時代には、1991年に議長に就任し、県政の要として活躍しました。

1995年には、第17回参議院議員通常選挙に自由民主党公認で青森県選挙区から立候補しましたが、新進党公認の山崎力氏に敗れました。その後、1998年6月の黒石市長選挙に出馬し、元青森県議の高樋憲氏を破り、黒石市長に初当選しました。鳴海氏は、黒石市長として4期を務め、2014年に退任するまで、黒石市の発展に尽力しました。

鳴海氏は、政治家としての活動以外にも、東北電力の取締役、浅瀬石川土地改良区の理事長、黒石市ソフトボール協会の会長、黒石卓球協会の顧問など、様々な公職を歴任しました。これらの役職を通じて、地域社会の発展にも大きく貢献しました。

鳴海広道氏は、青森県黒石市において、市議会議員、県議会議員、そして市長として、長年にわたり地域社会の発展に貢献した人物です。県議会議員時代には議長を務め、県政の発展に寄与しました。黒石市長としては4期にわたり市政を担い、その卓越したリーダーシップで市の発展を牽引しました。また、多岐にわたる公職を歴任し、地域社会の様々な分野で貢献を果たしました。その功績は、今日においても多くの人々に語り継がれています。

鳴海氏の生涯は、地方政治の重要な役割を体現し、地域社会への深い貢献を示しています。彼の足跡は、今後の地方政治を志す人々にとって、大きな指針となるでしょう。

参考文献
『青森県人名事典』東奥日報社、2002年。
『新訂 現代政治家人名事典 : 中央・地方の政治家4000人』日外アソシエーツ、2005年。
『国政選挙総覧：1947-2016』日外アソシエーツ、2017年。
『全国歴代知事・市長総覧』日外アソシエーツ、2022年。

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