鵜飼裕之

鵜飼裕之 (うかい ひろゆき)

概要

鵜飼裕之は、1954年3月5日生まれの日本の工学者で、主に制御工学と電力システム工学を専門としています。彼は名古屋工業大学学長としての役割を果たし、現在は愛知東邦大学の学長を務めています。また、ASTIの取締役やトーエネックの取締役としても活動しています。

人物・経歴

愛知県名古屋市に生まれた鵜飼は、愛知教育大学附属名古屋中学校の入試に失敗し、公立中学校に通いました。その後、愛知県立旭丘高等学校を卒業し、1年間の浪人生活を経て、1977年に名古屋工業大学工学部計測工学科を卒業しました。

続いて、1979年には名古屋工業大学大学院に進学し、計測工学専攻の修士課程を修了。その後、1980年に大阪大学大学院を中退し、名古屋工業大学に助手として就職しました。1984年には博士（工学）の学位を取得し、1996年まで名古屋工業大学の教員としてのキャリアを積み、最終的には教授に昇進しました。

2007年には情報工学専攻長、2009年には創成シミュレーション工学専攻長に就任。2010年には副学長、次世代自動車工学教育研究センター長を経て、2014年から名古屋工業大学学長を務め、2018年には再任されています。

2020年には愛知東邦大学に移り、副学長兼経営学部教授や東邦学園理事として活躍し、2021年には同大学の学長に就任。また、ASTIの取締役としての役割も持っています。2022年にはトーエネックの取締役にも就任しました。

鵜飼は、名古屋市立大学経営審議会委員や愛知教育大学経営協議会委員、九州工業大学経営協議会委員、堀科学芸術振興財団の評議員など、多数の学術機関や財団での役職も歴任しています。これにより、彼の専門知識とリーダーシップが多くの場面で発揮されています。

受賞・栄典

鵜飼はその業績が評価され、多くの受賞歴があります。2004年度には電気学会上級会員に認定され、2006年には電気設備学会論文賞、2009年には電気設備学会部門賞（学術部門，論文奨励賞）、2011年には部門賞（学術部門，論文賞）を受賞しています。

これらの受賞歴は、彼が学術界に対して寄与した成果を証明しています。

外部リンク

• - 鵜飼裕之 - researchmap
• - 鵜飼裕之 - J-GLOBAL
• - 鵜飼裕之 - KAKEN
• - 鵜飼裕之 - 愛知東邦大学教員紹介

鵜飼裕之の業績とその影響は、今後も日本の工学分野において重要な役割を果たし続けるでしょう。

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