鶴岡俊彦

鶴岡俊彦（つるおか としひこ）は、1936年5月4日に生まれ、2008年7月14日に亡くなった日本の農林官僚です。香川県出身で、日本の食料政策に重要な役割を果たしました。

1959年に東京大学法学部を卒業後、農林省に入省し、そのキャリアをスタートさせました。最初の配属先は林野庁林政課でした。その後、着実にキャリアを重ね、1988年7月には大臣官房総務審議官に就任しました。翌年の1989年には大臣官房長へと昇進し、行政官としての手腕を発揮しました。

1991年には水産庁長官に任命され、日本の水産行政を統括する立場となりました。さらに1992年には食糧庁長官に就任し、食料政策の責任者として活躍しました。これらの役職を通じて、日本の食料安全保障に大きく貢献しました。

1997年から2003年10月までの間は、農林漁業金融公庫総裁を務め、農林漁業の発展を金融面から支えました。長年にわたる行政官としての功績が評価され、2006年4月には瑞宝重光章を受章しています。

鶴岡俊彦は、日本の農林水産業界において、その政策立案と実行に多大な貢献をしました。72歳で肺炎により亡くなりましたが、その業績は今もなお、多くの人々に記憶されています。

略歴

1936年: 香川県に生まれる。
1959年: 東京大学法学部卒業、農林省入省（林野庁林政課）。
1988年: 大臣官房総務審議官に就任。
1989年: 大臣官房長に就任。
1991年: 水産庁長官に就任。
1992年: 食糧庁長官に就任。
1997年: 農林漁業金融公庫総裁に就任。
2003年: 農林漁業金融公庫総裁を退任。
2006年: 瑞宝重光章を受章。
2008年: 肺炎のため死去。

参考文献

* 興信データ株式會社『人事興信録 第42版 下』興信データ、2003年。

もう一度検索