鹿児島市立広木小学校

鹿児島市立広木小学校について

鹿児島市立広木小学校は、鹿児島市広木一丁目に所在する公立小学校です。鹿児島市の中央部に位置し、地域社会に根差した教育活動を展開しています。

歴史

1970年代、紫原団地周辺では、森山団地、広木住宅、前ヶ迫団地（現在の田上台）などの新興住宅地の開発が進められました。この地域の児童数増加により、当時、通学先であった田上小学校はマンモス校化が進んでいました。そのため、第二田上小学校（または第三の紫原小学校）の設置が検討され、1973年、田上小学校、紫原小学校、西紫原小学校の校区の一部を分離し、鹿児島市立広木小学校として開校しました。

開校当初の児童数は241人、学級数は6学級でしたが、その後、児童数は増加の一途をたどり、1981年には1,227人、32学級にまで成長しました。しかし、その後は児童数が減少し、2008年時点では580人、21学級となっています。

沿革

1970年12月：鹿児島開発事業団により広木小学校建設用地の造成が開始（1971年12月完了）。
1973年3月10日：鹿児島市立田上小学校、鹿児島市立紫原小学校、鹿児島市立西紫原小学校より分離し、鹿児島市立広木小学校として開校。
1982年：校区の一部を鹿児島市立向陽小学校に分離。

生徒数の推移

広木小学校の生徒数は、開校当初から1980年代にかけて大幅に増加しましたが、その後は減少傾向にあります。具体的な生徒数の推移は以下の通りです。

1973年：241人
1981年：1,227人
2008年：580人

通学区域

広木小学校の通学区域は以下の通りです。

紫原七丁目全域
広木一丁目の一部
宇宿町の一部
田上台全域
田上町の一部

教育方針

広木小学校は、児童一人ひとりの個性や能力を伸ばす教育を実践しています。地域との連携を重視し、地域住民も参加する様々な教育活動を行っています。また、情報化社会に対応した教育環境の整備にも力を入れています。

学校施設

校舎は、耐震性に配慮した構造となっており、体育館、プール、グラウンドなど、教育活動に必要な施設が整っています。また、校内には、図書室やコンピュータ室なども設けられています。

地域との連携

広木小学校は、地域社会との連携を大切にしています。地域のボランティア団体や企業と協力し、様々な教育活動を実施しています。また、学校行事には地域住民が積極的に参加し、地域ぐるみで子どもたちの成長を支えています。

外部リンク

学校公式サイトのURL'>鹿児島市立広木小学校

参考文献

南日本新聞『鹿児島市史 第四巻』鹿児島市長 赤崎義則、1990年
南日本新聞開発センター『鹿児島開発事業団史 二十八年のあゆみ』鹿児島開発事業団、1993年

関連項目

* 鹿児島県小学校一覧

この解説が、広木小学校について理解を深める一助となれば幸いです。

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