鹿児島県立伊集院高等学校

鹿児島県立伊集院高等学校

鹿児島県立伊集院高等学校は、鹿児島県日置市伊集院町郡に所在する県立高等学校です。1923年に鹿児島県立伊集院中学校として創立され、その歴史は100年を超えます。長年にわたり地域社会に貢献する人材を育成してきました。

沿革

鹿児島県立伊集院中学校

1923年4月10日：鹿児島県立伊集院中学校として開校が認可されました。
1923年5月28日：起工式が挙行され、この日を創立記念日としました。
1924年4月8日：第一回入学式が行われました。
1929年1月8日：校旗が制定されました。
1929年2月26日：校歌が制定されました。
1934年10月20日：創立10周年を記念して図書館が落成しました。
1939年10月28日：創立15周年記念式典が挙行されました。

鹿児島県立伊集院高等学校

1948年4月1日：学制改革により、鹿児島県伊集院高等学校及び併設中学校として新たなスタートを切りました。同時に伊集院町立定時制高等学校が併置されました。
1948年12月1日：伊集院町立定時制高等学校が本校の校舎を借用しました。
1949年3月3日：新制高等学校の第1回卒業式と併設中学校の最終卒業式が挙行されました。
1949年4月20日：町立定時制高等学校が旧校舎から県伊集院高等学校の敷地内に移転し、改築に着手しました。
1949年9月29日：移転改築の落成式が行われました。
1950年4月1日：町立定時制高等学校が県立に移管されました。
1951年10月：新たな校歌が制定されました。
1952年3月：新たな校旗が制定されました。
1956年4月1日：鹿児島県立伊集院高等学校と改称しました。
1959年3月31日：定時制課程が廃止されました。
2010年4月1日：学区合併により、日置学区から鹿児島学区に変更されました。

校章

旧制伊集院中学校

校章は、三種の神器である八咫鏡、八尺瓊勾玉、天叢雲剣を「中」の文字に図案化したものでした。

伊集院高等学校

現在の校章は、賞金付きで生徒から公募されました。生徒・職員による投票の結果、当時の在校生の作品が選ばれ、選考委員の教諭が修正を加えて完成しました。また、伊集院の地名にちなんだ「いすの花」を図案化する案もありました。

校訓

自立
忍耐
友愛
公徳

また、「若き眸」という言葉は、校歌の曲名であり、各記念誌の題名にもなっています。

設置学科

全日制 普通科

関係者

著名な出身者

赤崎義則（旧制中）：鹿児島市長、全国市長会会長
石神兼文（旧制中）：法学者（民法、財産法）、鹿児島大学第6代学長・名誉教授
鵜狩道夫：プロ野球選手
竹之内徹：プロ野球選手
勝目梓（中退）：小説家
ジミー入枝：ラジオパーソナリティ、ミュージシャン
緒方景俊（旧制中）：大日本帝国陸軍軍人、航空自衛官（第8代航空幕僚長）

著名な教職員

土井美夫（旧制中教員）：植物学者

関連項目

鹿児島県高等学校一覧
旧制中等教育学校の一覧 (鹿児島県))
鹿児島県の高等学校設立年表

外部リンク

* 鹿児島県立伊集院高等学校

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