麻倉ゴルフ倶楽部

麻倉ゴルフ倶楽部 概要

千葉県佐倉市内田の地に広がる麻倉ゴルフ倶楽部（あさくらゴルフくらぶ）は、2008年10月25日にその歴史を開始したゴルフ場です。都心からのアクセスも比較的良好ながら、下総地方ならではの豊かな自然環境に囲まれたロケーションが特徴です。

設立と運営

麻倉ゴルフ倶楽部の計画は、1996年11月に三菱地所株式会社によって着工されました。その後、東急不動産株式会社との共同事業となり、2006年8月23日に両社による共同出資のもと設立されました。現在、ゴルフ場の運営は「佐倉ゴルフ開発株式会社」が行っています。

コース設計と特徴

コースの設計は、黒澤長夫氏と杉本昌治氏が共同で手掛けました。杉本昌治氏は、1961年生まれで、東京農業大学造園学科を卒業後、高村造園（現在の東急グリーンシステム株式会社）に入社。宮澤長平氏と黒澤長夫氏から指導を受け、東急グループ関連のゴルフ場の企画、コース設計、工事管理に携わってきた経験豊かな人物です。

コースは敷地面積940,000平方メートル（約28.4万坪）を有し、緑豊かな林間コースとして整備されています。全体的に大きな高低差は少ないフラットな地形ながら、戦略性を重視した設計がなされており、プレイヤーには高度なコースマネジメントが求められます。その難易度から、プロフェッショナル競技にも適したチャンピオンコースとして位置づけられています。

ホール数: 18ホール
パー: 72
全長: 7,103ヤード
コースレート: 73.4
グリーン: 1グリーン、ベント芝（ペンクロス）
プレースタイル: 電磁誘導式乗用カートを使用し、全組キャディによるサービスが提供されます。

クラブハウスと施設

クラブハウスは、面積2,591平方メートル（783.7坪）の規模を誇り、株式会社三菱地所設計が設計を担当しました。コースと同様に、クラブハウスの施工も大成建設株式会社が手掛けています。ゆとりある設計と上質な空間で、プレイヤーに快適な時間を提供します。

付帯施設として、ゴルフ練習場も完備されています。18打席を備え、最長250ヤードの打ち放し練習が可能です。また、アプローチ練習場も設けられており、実践的なショートゲームのスキル向上に役立ちます。

過去の主なイベント

麻倉ゴルフ倶楽部では、2009年から2018年までの10年間にわたり、著名なプロゴルファーや各界の著名人が参加する「ザ・レジェンド・チャリティプロアマトーナメント」が開催されました。これにより、多くのゴルフファンにその名を知られることとなりました。

交通アクセス

電車を利用する場合、JR東日本（総武本線・成田線）佐倉駅より約8km（クラブバスで約20分）、京成本線京成佐倉駅より約15km（クラブバスで約40分）です。

車でのアクセスは、東関東自動車道佐倉インターチェンジから約6km、京葉道路貝塚インターチェンジからは約13kmの距離にあります。

その他

原則として毎週月曜日が休場日ですが、祝日の場合は営業し、翌日の火曜日が振替休日となります。また、年末年始の12月31日と1月1日も休場日です。

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