黒ばら (映画)

映画『黒ばら』解説

『黒ばら』（原題：The Black Rose）は、1950年に公開されたアメリカ合衆国とイギリスの合作映画です。中世イングランドを舞台にした歴史冒険活劇で、タイロン・パワーをはじめとする豪華キャストが出演しています。監督は、西部劇やアクション映画で知られるヘンリー・ハサウェイが務めました。

ストーリー

映画の舞台は13世紀のイングランド。主人公は、名門貴族の家に生まれた青年ウォルター。彼は学問を愛し、正義感の強い人物ですが、不遇な境遇に置かれています。そんな中、彼は東方世界に希望を見出し、冒険の旅に出ることを決意します。旅の途中で、彼は様々な困難に遭遇しますが、持ち前の勇気と知恵で乗り越えていきます。そして、異国の地でマリアムという美しい女性と出会い、恋に落ちます。しかし、彼女は強大な力を持つ将軍の支配下にあり、二人の愛は困難に満ちています。

ウォルターは、マリアムを救い出すために、そして自由を求めて、将軍に立ち向かうことを決意します。彼は仲間たちと共に、知恵と勇気を駆使して戦い、ついには将軍を倒し、マリアムを自由の身にします。二人は結ばれ、故郷へと帰ることを決意します。

主要キャスト

ウォルター：タイロン・パワー（吹替：納谷悟朗）
マリアム：セシル・オーブリー（吹替：松尾佳子）
バヤン将軍：オーソン・ウェルズ（吹替：内海賢二）
トリストラム・グリフィン：ジャック・ホーキンス（吹替：寺島幹夫）

スタッフ

監督：ヘンリー・ハサウェイ
製作：ルイス・D・ライトン
脚本：タルボット・ジェニングス
撮影：ジャック・カーディフ
音楽：リチャード・アディンセル
原作：トーマス・B・コステイン

作品の魅力

『黒ばら』は、中世を舞台にした壮大なスケールの冒険活劇であり、正義、勇気、そして愛といった普遍的なテーマを描いています。タイロン・パワーをはじめとするキャストの熱演、ヘンリー・ハサウェイ監督による迫力ある演出、そしてリチャード・アディンセルによる壮大な音楽が、作品を彩っています。歴史ファン、冒険活劇ファンにおすすめの作品です。

外部リンク

黒ばら - 映画.com
黒ばら - allcinema
黒ばら(1950) - KINENOTE
黒ばら - MOVIE WALKER PRESS
The Black Rose - オールムービー（英語）
The Black Rose - IMDb（英語）

もう一度検索