黒川純一良

黒川純一良のプロフィール

黒川純一良は、1961年4月14日に兵庫県多紀郡丹南町古市（現在の丹波篠山市古市）で生まれました。彼は西宮市で育ち、兵庫県立西宮高等学校を卒業後、1984年に大阪大学工学部土木工学科を卒業しました。1986年には同大学の大学院工学研究科で土木工学を専攻し、修了後すぐに建設省に入省しました。

職歴の歩み

黒川氏は、外務省在サウジアラビア日本国大使館で二等書記官としての任務を経験後、1995年には建設省の河川局河川環境課で課長補佐に就任。1997年からは都市局下水道部公共下水道課での勤務を経て、1999年には山梨県土木部において技術指導監を担当しました。2000年には四国地方建設局の大洲工事事務所長に任命され、翌年にも同様のポジションを維持しました。

その後、2003年には四国地方整備局の企画部に移籍し、国土交通省大臣官房においては、2006年から国土技術研究センターに出向しました。また、2008年には水[[資源機構]]の経営企画部で企画課長を務めました。

2012年からは国土交通省の水管理・国土保全局において防災課災害対策室長として、特に防災と減災に関する政策の推進に貢献しました。2014年には近畿地方整備局の河川部長に就任し、2016年には同局の防災課長に移りました。

2017年4月には水管理・国土保全局水資源部長を経て、内閣官房水循環政策本部事務局長に就任し、政策の推進において大きな役割を果たしました。2018年7月31日からは近畿地方整備局の局長として、防災やインフラの維持管理に取り組み、特に地域社会の安全を確保するための様々な施策を実施しました。特筆すべきは、2019年に滋賀県の三日月大造知事から提案された大戸川ダムの凍結撤回に関する対応です。

国土地理院長への就任

2019年7月9日、黒川氏は国土地理院の長に就任しました。国土地理院では、土地や地図に関連した技術の向上や政策の推進を担い、地理情報の整備と利活用の促進に寄与してきました。

2020年7月21日には長い公務に一区切りをつけ、退官後は一般財団法人河川技術者教育振興機構の代表理事、また公益社団法人日本河川協会の参与として活動を続けています。彼の専門知識と経験は、今後も多くの場面で活用されることでしょう。

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