黒川駅 (愛知県)

黒川駅について

黒川駅（くろかわえき）は、愛知県名古屋市北区の城見通3丁目にある名古屋市営地下鉄名城線の駅です。駅番号はM09で、アクセントカラーはオレンジです。ここでは、多様な歴史や設備について詳しくご紹介します。

歴史

黒川駅は1971年12月20日に開業し、その後も数回にわたる改修が実施されてきました。1996年3月25日には、駅構内に身体障害者用トイレやエレベーター、ギャラリーを新たに設置するリニューアル工事が行われました。また、2020年9月28日には可動式ホーム柵が導入され、安全性が向上しました。さらに、2022年1月6日には、エレベーターの設置から26年が経過したことを受けて、エレベーターの更新工事がスタートしました。

駅の構造

黒川駅は、島式1面2線のホームを持つ地下駅です。特に安全対策として可動式ホーム柵が設置されており、ホームには便利なコンビニエンスストア（セブン-イレブン）も併設されています。また、通常は利用されませんが、大曽根側には非常用の渡り線があります。この駅は名城線北部駅務区栄管区駅が管轄しています。

利用状況

2019年度のデータによると、黒川駅の1日当たりの平均乗車人員は14,574人に達しています。これは周辺の交通利便性や行政施設の集まっている立地によるものでしょう。

周辺情報

駅周辺には北区のさまざまな行政施設が集中しています。交通の要所としても機能しており、区北部への路線バスが多く発着しています。特に名古屋市道名古屋環状線に沿って設けられたバスターミナルは重要なポイントです。

バス路線

黒川駅の近くにはバスターミナルがあり、以下の路線が利用できます。国道41号を進む系統はターミナルに入らない場合がありますが、ターミナル内には4つの停留所が設けられています。

• - 名古屋市営バス（名古屋市交通局）

- 黒川バス停
- 幹栄1：栄 - 黒川 - 如意住宅・水分橋
- 幹栄1：西部医療センター - 黒川 - 如意住宅
- 名駅15：名古屋駅 - 黒川 - 茶屋ヶ坂・西部医療センター
- 黒川11：黒川 - 如意車庫前・北部市場
- 黒川12：中切町 - 黒川 - 博物館
- 黒川14：黒川 - 安井町西
- 北巡回：黒川 - 黒川（右回り・左回り）

• - とよやまタウンバス

- 黒川バス停
- 南ルート：航空館boon - 豊山町役場 - 黒川 - 愛知県庁前 - 名古屋栄

隣の駅

黒川駅は名城線の途中駅で、隣接駅は次の通りです。

• - 名城公園駅 (M08)
• - 志賀本通駅 (M10)

黒川駅は名古屋市内でも交通の便が良く、地域の中心として多くの住民や利用者にとって重要な駅となっています。さらに、運輸政策審議会の答申によれば、将来的には新設される金山線がこちらの駅と接続する計画もあります。

参考文献

日本鉄道旅行地図帳編集部編『日本鉄道旅行地図帳 7号 東海』新潮社、2008年11月18日。

関連項目

• - 日本の鉄道駅一覧

詳細な情報は名古屋市交通局の公式サイトでご確認ください。

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