鼓山区公所駅

鼓山区公所駅の概要

鼓山区公所駅（こざんくこうしょえき）は、台湾の高雄市鼓山区興宗里に位置する高雄捷運環状軽軌の駅で、駅番号はC17です。駅は興隆路の南側にあり、河川街103巷の西端に設けられています。この駅は、特に周辺の文化施設や公共サービスにアクセスしやすい立地にあります。

歴史

鼓山区公所駅の建設が始まったのは2017年2月9日のことです。その後、2018年8月22日に駅名が正式に決定されました。駅は2021年1月12日に開業し、同年12月16日には美術館方面への延伸が実施され、中間駅としての役割も果たすようになりました。

開業当初は、ホームが片側のみ供用されることが問題視されました。なぜなら、西側では民家が線路際まで迫っており、用地買収予算が計上されていなかったためです。そのため、うまく西側ホームの工事が進まないまま開業を迎えました。しかし、その後の進展により2021年3月に民家への補償が完了し、年末には新しいホームも供用される運びとなりました。

駅構造

鼓山区公所駅は、相対式ホームが2面、2線の地上駅です。駅施設は、開業当初から利用者に便利に使われてきましたが、整備状況によって一時的に片側だけの使用となりました。しかし、その後の調整により、ご利用者にとってより快適な駅となっています。

駅周辺には多くの見どころが存在します。例えば、高雄天軍殿や鼓山地獄殿などが近隣にあり、これらのスポットは地元住民や観光客にとって人気の観光地となっています。また、鼓山区公所や中華郵政高雄鼓岩郵局もあり、市民生活に密接に関わる公共施設です。

その他にも、鼓山慈仁宮や高雄大義宮、さらには愛河や寿山二二八和平公園など、レクリエーションや観光に適した場所も豊富に点在しています。市内の交通機関として利用されているYouBike（高雄市公共自転車）のステーションも近くにあり、利便性が高いと言えるでしょう。

隣接駅

鼓山区公所駅の隣には、環状軽軌の文武聖殿駅（C16）と鼓山駅（C18）があり、高雄捷運の利用者にとっても便利な位置づけとなっています。各駅間の連携も良好で、スムーズな移動が可能となっています。

まとめ

鼓山区公所駅は、高雄市の多様な文化や利便性を提供する中心的な交通ターミナルとしての役割を果たしています。地域の発展とともに、今後もさらなるサービス向上が期待される駅です。

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