.co

.co は、コロンビアに割り当てられた国別コードトップレベルドメイン (ccTLD) です。1991年の割り当て当初からロス・アンデス大学が管理を行っていましたが、2010年2月7日に Arcelandia S.A. と Neustar, Inc. の合弁会社である .CO Internet S.A.S. が管理を引き継ぎました。

.co は、他の国々では商業的な分類を示す第二レベルドメインとして .co.xx の形式でよく利用されています。例えば、イスラエル (.co.il)、イギリス (.co.uk)、ニュージーランド (.co.nz)、日本 (.co.jp)、韓国 (.co.kr)、クック諸島 (.co.ck) などが挙げられます。また、オーストラリア (.com.au)、メキシコ (.com.mx)、中国 (.com.cn)、そしてコロンビア (.com.co) のように、.com.xx を採用している国もあります。

アメリカ合衆国では、郡 (county) を表すドメインとして .co が使用されることもあります。

2000年代に入り、多くの ccTLD が国際的なドメインとしての性格を強め始めた頃、.co も .com との類似性や、一部の国で第二レベルドメインとして .co が使用されている状況から、国際的に開かれたドメインとする議論が起こりました。しかし、ロス・アンデス大学がそのような動きを裁判所によって禁じられたため、登録は第三レベル以下に制限され、コロンビア国内でのみ登録が可能となりました。しかし、2006年から見直しが始まり、2008年には通信省が Resolution 001652 に基づき、新たなトップレベルドメイン運用方針を定めました。これを受けて、.co TLD の新たな管理業者の選定が行われ、その結果、.CO Internet SAS が新たな管理業者として選ばれました。

2010年以降、.co はコロンビア国内だけでなく、他の多くの ccTLD と同様に国際的なドメインとして位置づけられ、コロンビア以外の国からも登録できるようになりました。その後、Google も .co ドメインのサイトがコロンビア国内向けではなく世界向けである場合、国際的な範囲で検索対象とすることを公表し、2011年7月には自社の公式サイト用の短縮 URL として「g.co」を発表しています。

第二レベルドメイン

IANA の伝統的な TLD と同様の役割を担っています。

com.co - 商業用
org.co - 団体
edu.co - 教育
gov.co - 行政
net.co - ネットワークインフラ
mil.co - 軍事
* nom.co - 個人

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