1976年のNFL

1976年NFLシーズン概要

1976年のNFLシーズンは、1976年9月12日に開幕し、1977年1月9日にカリフォルニア州パサデナで開催された第11回スーパーボウルを経て、1月17日にワシントン州シアトルでプロボウルが開催され、シーズンが終了しました。このシーズンでは、タンパベイ・バッカニアーズとシアトル・シーホークスという2つの新しいチームが誕生しました。バッカニアーズはAFC西地区に、シーホークスはNFC西地区にそれぞれ編入され、リーグの勢力図に変化をもたらしました。

ドラフト

1976年のNFLドラフトは、4月8日から9日にかけて開催され、17巡で合計487名の選手が指名されました。この年のドラフトでは、新チームであるタンパベイ・バッカニアーズとシアトル・シーホークスに優先的な指名権が与えられました。全体1位でリーロイ・セルモンがバッカニアーズに、2位でスティーブ・ニーハウスがシーホークスに指名されました。また、5チームがワールド・フットボール・リーグの元選手との不正な契約を理由に、下位指名権を剥奪されるという出来事もありました。

主なルール変更

1976年シーズンでは、いくつかの重要なルール変更が実施されました。まず、フィールドの両端にプレークロックが設置され、スナップまでの残り時間が表示されるようになりました。また、エクストラポイントに関するルールも変更され、失敗時にディフェンスが反則を犯した場合、エクストラポイントはやり直しとなりました。さらに、反則による罰退は、エクストラポイント再試行または次プレイのキックオフ時に適用することを選択できるようになりました。フェイスマスクの反則も導入され、偶発的な接触は5ヤードの罰退、故意の掴みや引きは15ヤードの罰退、悪質な場合は退場処分と定められました。その他、ボールキャリアーが自ら転倒してボールを前に進める意図がない場合のヒットを禁止する、いわゆる「ベン・デイビッドソン・ルール」も導入されました。

日程

各チームは14試合を戦い、対戦相手は地区構成によって決定されました。4チーム所属地区のチームは、5チーム所属地区のチームと原則2試合ずつ対戦しましたが、地区間で試合数の不均衡が生じました。そのため、試合数が足りないチームは、他カンファレンスのチームと1試合多く対戦することになりました。このシーズンでは、ニューオーリンズ・セインツとオークランド・レイダースがこの対象チームとなりました。

レギュラーシーズン順位表

（レギュラーシーズン順位表は省略）

プレイオフ

（プレイオフトーナメント表は省略）

受賞者

（受賞者に関する情報は省略）

プロボウル

詳細は「1977年のプロボウル」を参照してください。

脚注

（脚注は省略）

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