2015年のスーパーフォーミュラ

2015年スーパーフォーミュラの概要

2015年4月18日から19日にかけて鈴鹿サーキットで開幕し、同年11月7日から8日に再び鈴鹿で閉幕した全7戦のスーパーフォーミュラシリーズ。前年との変更点や新しい参加者の登場で、さらなる進化を迎えました。

主な変更点

レース日程

前年に2戦開催された富士スピードウェイは1戦に減少し、その代わりに岡山国際サーキットでの開催が決定。これにより、岡山での国内トップフォーミュラレースは2008年以来となりました。また、最初に発表されていた日程にはFIA世界耐久選手権の開幕戦とF1日本グランプリが重なる部分があり、調整が行われました。

レギュレーション

前年から導入された燃料リストリクターによる燃料流量制限について、鈴鹿および富士スピードウェイでは通常時の燃料流量が前年比5kg/h減の95kg/hに設定されました。他のサーキットでは変更がない90kg/hのままとされ、オーバーテイクボタン使用時の流量は10kg/h増の10kg/hとなります。この燃料制限に伴い、1回のレースウィークで使用できるニュータイヤのセットが4セットから3セットに減少し、これが影響して練習走行でのニュータイヤ使用が難しくなったことから、ドライバーの間に不満の声が上がりました。

エントラント

前年まで参戦していたル・ボーセモータースポーツはスーパー耐久に移行する理由から撤退し、新たにKONDO Racingがジェームス・ロシターとウィリアム・ブラーの2台での参戦を発表。TEAM無限は従来通りの2台体制でのエントリーを予定していましたが、15号車に起用予定のファビオ・ライマーとの契約は開幕前に解除され、1台体制での参戦となりました。また、トムスは中嶋一貴選手の代わりに大嶋和也選手を起用しました。

その他のトピックス

国内トップフォーミュラで4回のタイトルを持つ本山哲がアンバサダーに就任し、スウェーデンのバンド「ダーティ・ループス」がテーマソングを制作。また、2015年5月には富士スピードウェイでタイヤテストが行われ、ブリヂストンに加えて横浜ゴムもタイヤをテストしましたが、同社の名前は外部には出さない形がとられました。

9月25日、ブリヂストンは公式サイトでタイヤ供給契約を2015年で終了することを発表し、10月29日には横浜ゴムが2016年からワンメイクタイヤ供給を開始すると正式に発表しました。これは1996年以来のことです。

エントリーリスト

全チームがSF14シャシーを使用し、タイヤはブリヂストンが供給されました。

スケジュール及び勝者

シリーズの詳細なポイントランキングや勝者の情報も重要です。レースごとのポイントシステムや、ドライバー部門、ルーキー・オブ・ザ・イヤー、チーム部門の結果が残されています。

全体として、2015年のスーパーフォーミュラは新しい挑戦と規則の中で多くのドラマを生み出しました。

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