2015年のNFL

2015年のNFLシーズンは、2015年9月10日に開幕し、カリフォルニア州サンタクララで開催された第50回スーパーボウルで幕を閉じました。このシーズンは、NFLの96回目のレギュラーシーズンであり、特別な節目として、NFLのロゴが金色に彩られました。

ドラフト

2015年のNFLドラフトは、4月30日から5月2日にかけてシカゴのオーディトリアム・シアターで開催され、7巡で合計256人の選手が指名されました。全体1位指名では、ジェイミス・ウィンストンがタンパベイ・バッカニアーズに選ばれました。

主なルール変更

このシーズンには、いくつかの重要なルール変更がありました。

無資格レシーバーの規定: 無資格レシーバーとして宣言された選手は、タックルボックス内にセットしなければならないというルールが導入されました。これは、2014年シーズンにニューイングランド・ペイトリオッツが多用した、無資格レシーバーをワイドレシーバーの位置に配置し、ラインに紛れ込ませるトリックプレーへの対策として設けられました。
エクストラポイントの変更: タッチダウン後のエクストラポイントのキックの開始地点が、従来の2ヤード地点から15ヤード地点に変更されました。一方で、2ポイントコンバージョンはこれまで通り2ヤード地点から開始されます。2ポイントコンバージョンで攻撃側に反則があった場合、キックに変更することも可能になりました。また、エクストラポイントの守備側がボールを奪った場合、エンドゾーンまでリターンすれば守備側に2点が加算されるというルールも追加されました。このルールが適用された最初の例は、第13週のパンサーズ対セインツ戦で、セインツがパンサーズのエクストラポイントキックをブロックし、エンドゾーンまでリターンしたものでした。

プレシーズン

プレシーズンは、8月9日のホール・オブ・フェイム・ゲーム（スティーラーズ対バイキングス）で開幕し、9月3日までに65試合が行われました。

レギュラーシーズン

主なハイライト

開幕戦: 9月10日、前年のスーパーボウルを制覇したペイトリオッツが、ホームでスティーラーズを迎えてシーズンが開幕しました。
インターナショナルシリーズ: ウェンブリー・スタジアムでは、3試合の公式戦が開催されました。10月4日にはジェッツ対ドルフィンズ、10月25日にはビルズ対ジャガーズ、11月1日にはライオンズ対チーフスが行われ、いずれも東部時間午前9時30分に試合が開始され、右側のチームがホーム扱いとなりました。
サンクスギビングデー: 11月26日の感謝祭には、ライオンズ（対イーグルス戦）とカウボーイズ（対パンサーズ戦）のホームゲームに加え、ベアーズ対パッカーズの試合がグリーンベイで行われました。
サタデーゲーム: 12月19日と26日にそれぞれ1試合ずつ開催されました。19日にはジェッツ対カウボーイズがアーリントンで、26日にはレッドスキンズ対イーグルスがフィラデルフィアで行われました。
クリスマスデー: 12月24日のクリスマスイブには、チャージャーズ対レイダースがオークランドで開催されました。
プレーオフ: レギュラーシーズンは2016年1月3日に終了しました。サンデーナイトにはNFC北地区優勝決定戦としてバイキングス対パッカーズが行われました。プレーオフは1月9日に始まり、カンファレンスチャンピオンシップではAFCが1月24日午後3時(ET)にペイトリオッツ対ブロンコスがデンバーで、NFCが午後6時30分(ET)にカージナルス対パンサーズがシャーロットで開催されました。第50回スーパーボウルは2月7日午後3時30分(PT)より、パンサーズ対ブロンコスの対戦でカリフォルニア州サンタクララのリーバイス・スタジアムで開催され、CBSによって全米に生中継されました。
プロボウル: 2014年4月9日、NFLは2016年のプロボウルをハワイのアロハ・スタジアムで開催すると発表しました。試合の模様はESPNで放送されました。

各チームの対戦

各チームの16試合の対戦相手は、NFLの規則に基づき、前年度の成績や地区ごとのローテーションによって決定されました。

同地区（ホーム＆アウェイ、6試合）
カンファレンス内他の1地区総当り（4試合）
カンファレンス内上記除く他地区の前年同順位（2試合）
* 他カンファレンスの1地区総当り（4試合）

レギュラーシーズン順位表

(省略)

プレイオフ

(省略)

受賞者

(省略)

プロボウル

詳細は「2016年のプロボウル」を参照

脚注

(省略)

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