2017 ワールド・ベースボール・クラシック カナダ代表

2017 ワールド・ベースボール・クラシック カナダ代表

2017年に開催された第4回ワールド・ベースボール・クラシック（WBC）に出場した、野球カナダ代表チームについて解説します。

大会参加までの経緯

2016年、カナダ代表はWBCに向けて準備を進めていました。

4月には、両親がカナダ人のフレディ・フリーマン選手が代表参加の意思を表明し、チームに明るい話題を提供しました。
8月には、WBCの組み分けが発表され、カナダはC組で開幕を迎えることが決定しました。
12月には、MLBがラッセル・マーティン選手の代表選出を発表、さらにマイケル・ソーンダース選手も代表参加の意思を表明するなど、戦力補強が進みました。
しかし、ジョーイ・ボット選手が代表辞退の意思を表明するなど、課題も残りました。

2017年に入ると、読売ジャイアンツのスコット・マシソン投手が代表に参加するためチームを離れることが発表され、ジェイミー・ロマック選手の代表選出も明らかになりました。2月には代表選手28名が発表されましたが、既に発表されていたマーティン選手や、代表参加の意思を表明していたソーンダース選手は選出されませんでした。

大会期間中のカナダでの全試合放送も決定し、盛り上がりを見せる一方で、アダム・ローウェン選手、ケリン・デグラン選手、ジョン・アックスフォード選手が相次いで辞退。ライアン・ケロッグ選手、マイク・リーブス選手、ジェセン・テリエン選手が代替選手として選出されるなど、代表メンバーの変更が相次ぎました。

試合結果

公式練習試合

3月7日
3月8日

第1ラウンド C組

3月9日：
3月11日：
3月12日：アメリカ合衆国戦で敗戦し、3連敗。この結果、カナダ代表は次大会では予選からの参加となることが決定しました。

テレビ放映

カナダでは、スポーツネットが全試合を放送しました。

代表選手

※所属は同大会期間中のもの

不参加選手

選出以前に辞退した選手

まとめ

2017年WBCカナダ代表は、フレディ・フリーマン選手の参加表明やラッセル・マーティン選手の選出などで期待が高まりましたが、大会直前に選手の辞退が相次ぎ、苦しい戦いを強いられました。アメリカ合衆国戦での敗戦により、次大会は予選からの参加となる悔しい結果となりました。

関連項目

野球カナダ代表
2017 ワールド・ベースボール・クラシック

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