2017年世界ジュニア柔道選手権大会

2017年世界ジュニア柔道選手権大会

2017年世界ジュニア柔道選手権大会（第21回世界ジュニア柔道選手権大会）は、2017年10月18日から22日にかけて、クロアチアのザグレブで開催された柔道の国際大会です。クロアチアでの開催は今回が初めてとなりました。

今大会の大きな特徴として、以下の点が挙げられます。

男女混合団体戦の導入: 従来の個人戦に加え、男女混合による団体戦が初めて実施されました。
世界ランキングへの反映: 今大会の結果が、シニアの世界ランキングにポイントとして反映されるようになりました。

大会結果

大会では、男女各階級の個人戦と男女混合団体戦が実施されました。

男子
女子
男女混合団体戦

各国メダル数や優勝者の世界ランキングについては、詳細なデータが参照可能です。

各国メダル数
男子優勝者の世界ランキング
女子優勝者の世界ランキング
世界ランキング1位の成績
男子
女子

(出典: JudoInside.com)

記録

女子52kg級では、阿部詩と前田千島による日本人選手同士の決勝対決が実現しました。これは、シニアの世界選手権決勝で志々目愛と角田夏実が対戦したのに続き、同一年に同一階級で同一国の選手同士がシニア及びジュニアの世界選手権決勝で対戦した、史上2度目の記録となりました。ちなみに、1度目は2010年のシニア女子48kg級で浅見八瑠奈と福見友子、ジュニアで十田美里と玉置桃がそれぞれ対戦しています。

開催地の変遷

今大会は当初、北朝鮮の平壌で開催される予定でした。しかし、昨今の北朝鮮を巡る国際情勢を鑑み、IJF（国際柔道連盟）は平壌での大会開催を延期する可能性について言及。代替開催地として、スロベニアやボスニア・ヘルツェゴビナも候補に挙がりました。その後、多くの加盟国から北朝鮮への選手派遣に対する懸念が示されたことを受け、IJFは平壌での開催を延期し、代替開催地をクロアチアのザグレブに決定しました。

なお、IJFは平壌が大会を開催するだけの基準は満たしているとしており、来年以降に平壌で開催される可能性についても言及しています。

外部リンク

World U21 Championships Zagreb

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